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緊張で頭真っ白! 恐怖で足がすくむ…どうやって乗り切ればいい?

自分専用の魔法の呪文をつくろう

 筆者が世界的なコンサルティング会社に勤務しているとき、自律訓練法はプレゼンスキルアップの有効なテクニックとして考えられていました。その会社では、この一連の手順を踏んだ後に「魔法の言葉」を唱えます。「魔法の言葉」とは自分を奮い立たせる言葉で、自己暗示をかけることが目的です。筆者は「絶対に大丈夫だ!」と心の中で唱えるようにしていました。

 和田さんにも「自分だけの呪文」があるそうです。それは、講演前に唱える呪文(マントラ)で、人が周りにいないときは小声でぶつぶつと10回、人がいるときには心の中で唱えます。

「今日、私がお会いする人たちは私の話を聞いて幸せになってくれます。落ち込んでいた人は元気になって、元気だった人はもっと元気になって、最後は皆さん、笑顔になってくださいます。私にはそれができると信じています」

 この方法は間違いなく効果がある手法です。話し方、あがりは簡単には修正できませんが、トレーニングである程度のコントロールは可能になると思います。治すのではなく、“コントロール”するように心がけるといいでしょう。

(コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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