ハゲない、だけど不遇…!? 「カッコいい白髪」を認めない日本的価値
最近では、悩みを抱える若者も増えているという「白髪」――。筆者によると、白髪が多い人には、ハゲにくいという利点はあるものの、日本においては、「白髪=カッコいい」とはとても言えない現状があります。とりわけ、女性にとっては。

原因は「加齢」「病気」「ストレス」
白髪になる人は、髪と皮膚の結びつきが強く、抜けにくいのがその理由です。この日本社会で、白髪の上にさらにハゲていると、美的センスは「やや低め」ですから、白髪の人がハゲにくいという事実はある意味、「朗報」と言えるでしょう。
ちなみに、白髪の原因は主に3つあります。「加齢によるメラニン減少」と「病気」、そして「ストレス」です。
メラニンとは、毛髪の色素細胞で作られる色素のことで、毛髪を黒く見せる役割があります。しかし、加齢によって色素細胞はメラニンを作ることができなくなるため、白髪が黒髪に戻る可能性はほとんどありません。
続いて「病気」です。具体的には、胃腸障害や甲状腺疾患、下垂体障害、栄養失調などが該当します。これらは、その原因が解決すれば、黒髪に戻ります。
最後に「ストレス」です。その理由は、先述した色素細胞がストレスに弱いため、メラニンを作る力が低下するからだとされています。加えて、ストレスは自律神経のバランスを悪化させ、栄養が頭皮から髪の毛に行きにくくなるのです。しかし、ストレスさえ取り除けば、元気がなくなった色素細胞は復活します。
最近では、ストレスによるケースが増えてきているように思います。
コメント