ストレスを感じる部下・後輩への「対応」ランキング発表 2位「何もせず様子を見る」…男女500人が答えた“圧倒的”1位は?
「ストレスを感じる部下・後輩」に関する調査結果が発表。ストレスを感じたとき、働く男女500人は部下・後輩にどんな対応をしているのでしょうか。
職場の部下や後輩に対し、ストレスを感じた経験のある人は多いのではないでしょうか。そうした際、ビジネスパーソンたちはどのように対応しているのか、気になるものです。そんな「部下・後輩にストレスを感じたときの対応」に関する意識調査の結果を、ライズ・スクウェア(大阪府八尾市)が運営するウェブメディア「RS MEDIA」がランキング形式で発表しました。
「悩んだ末に放置している」人も?
調査は2022年7月、全国の就業中の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計500人(男性234人、女性266人)から有効回答を得ています。
まず、「職場に苦手・嫌いと感じる部下や後輩がいるか」を聞いたところ、「いる」と答えた人が84.6%でした。全体の8割を上回る結果となり、苦手な部下や後輩に悩みながら働いている人が多いことがうかがえます。
次に、「部下・後輩にストレスを感じたときの対応」について聞きました。
3位は「できるだけ接触しない」(73人)です。「『この人はこういう人なんだ』と割り切って、必要最低限の関わりしか持たない(27歳男性)」「業務に必要な会話以外はしない。期待もしない(34歳女性)」といったコメントの他、「苦手な人が私の目の中に入ってこないように、なるべく離れて仕事します(51歳女性)」と、物理的な距離を意識的に取るという声も。職場の仲間とはいえ“仲良し”になる必要はなく、問題なく業務が進められる程度の関係をつくれば十分ではないでしょうか。
2位には「何もせず様子を見る」(115人)がランクイン。「自分が責任を追求されないことに関しては、注意しない。自分で怒られて考えるべきだと思う(38歳男性)」といった声が寄せられました。また、「指導して退職されると困るので、我慢している(48歳女性)」など、注意や指導の仕方に悩んだ末に放置している人もいるようです。
そして、1位に選ばれたのは「注意・指摘する」(228人)でした。「苦手だから関わりたくない」と思っていても、業務に支障が出るようなら指摘せざるを得ないものですが、中には「指摘する。ただあまり怒ると態度に出されてしまうので、感情を殺しながら接しています(30歳女性)」「きつくならない言葉を選び、間違っていることを伝える(43歳男性)」といった声もあり、注意するときには、感情的にならないように心掛けている人も多くいることが分かりました。
調査結果を受けて、同社は「ストレスが大きい場合は、信頼できる上司や同僚に相談することで、冷静になれる可能性もあります」「仕事に必要な関わりは持ちつつ、自分にとっても部下・後輩にとってもストレスが少ない距離感を維持してみてはいかがでしょうか」とコメントを寄せています。
(オトナンサー編集部)
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