【漫画】歓迎会で新人が突然号泣…教育係に向けられた“まさかの一言”に「慕われていますね」
インスタグラムで公開されているイラストレーターのsaerukoさんの漫画が「理由を聞いてほっこり」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

イラストレーターのsaerukoさんの漫画がインスタグラムで500以上の「いいね」を集めて話題となっています。病院に勤務している作者。
仕事を教えている新人の子の歓迎会で、「病院を辞めるんですか」「だからあんなにしっかり教えてくれたんですよね」と、涙ながらに言われました。それを聞いた作者は…という内容で、読者からは「慕われていますね」「その後も仕事は続けているのでしょうか?」などの声が上がっています。
歓迎会で明かされた“勘違い”
saerukoさんは、インスタグラムで作品を発表しています。saerukoさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
saerukoさん「100名近くの先生と密接に仕事をする大学病院で働き始めたのですが、面白くてお茶目な先生や、癖の強い先生が多く、濃すぎる毎日を送っています。1人では受け止め切れず、あふれたものを漫画にしたことがきっかけです」
Q.病院では、どのようなお仕事をされているのですか。また、新人研修では主にどのようなことをしていますか。
saerukoさん「漫画に出てくる舞台は大学病院で、准教授と医局の秘書です。秘書業務は、研究費の管理(出張の手配や、研究に関わる申請書の作成)や、全国から数百人参加する勉強会の運営など、医師から指示があった雑用は全てやります。冷蔵庫の賞味期限の管理なども…。
新人研修では、まずマニュアルを徹底的に作り込みました。業務の標準化と、教室運営体制の安定化が目的です。新人研修は、そのマニュアルに沿って丁寧に実践する、という流れでやっています。
ちなみに私のときは、新人研修はありませんでした。2週間ほどの引き継ぎ期間がありましたが、その期間ですら前任が海外旅行へ行ってしまったので…。そのときの私みたいにならないよう、教育体制はきちんと整えるようにしています」
Q.新人教育を行う際、どのようなことを意識していますか。
saerukoさん「いつでも質問してもらえる、『ウエルカム』な空気を作ることを大切にしていました。『教育係の機嫌が悪い→質問・報告がしづらい→仕事が覚えられない→失敗する→失敗を隠すようになる→教育係が怒る→余計聞きづらくなる→失敗につながる』という流れになると、負のループになるので。そうならないように、どんなに忙しくても、質問や報告には真摯(しんし)に向き合うようにしていました」
Q.新人さんに泣かれてしまったとき、どのように感じましたか。また、現在もsaerukoさんは仕事を続けていらっしゃるのでしょうか。
saerukoさん「もらい泣きをしてしまうほど、素直にうれしかったです。同席していた看護師さんに『短い期間でも絆は深まっているんだね。それだけ慕ってもらっているんだよ』と言ってもらえて、なおうれしかったです。
病院は2026年8月末で退職する契約になっています。なので、8月末までに新人さんが独り立ちできるよう、寄り添って仕事を教えていこうと思っています。メキメキと成長している2人を見て、とても頼もしいです」
Q.この春から就職した人たちに向けて、社会人の先輩として伝えたいことは何でしょうか。
saerukoさん「たくさん質問をして、たくさん吸収してください。教えてもらえない環境であっても、過去の資料を読み漁ったり、先輩のやっていることを見たりしているだけでも、自分で学べることはあると思うので、先輩のいいところはどんどん盗んで、自分のものにしてください。私には教育係がいなかったので、過去の資料や過去のメールのやりとりなどから全てを学び、自己流に磨きました。後は心が病まないよう、ストレスの発散方法は早めに身につけておくといいです!」
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
saerukoさん「2016年5月から描き始めているので、ちょうど10年たちます。SNSで描いている漫画はいくつかありますが、仕事ネタや家族ネタ、友達ネタなど3つの軸で回しています」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
saerukoさん「実は非公開アカウントで、不思議な生き物のゆるい漫画も描いているので、いつか公開できたらうれしいです。また、フォロワーさんが増えたら、皆さんと交流できる展示会などもしたいな、と思っています。昨年の5月に小さなオフ会を開催したのですが、実際に読者の方にお会いできて、とても感動しました。活力になるので、またお会いできる機会を作りたいです」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
saerukoさん「『絵が好きです』『漫画にいつも癒やされています』などコメントやDMをいただくのですが、毎回とてもうれしいです。うれしくなるようなコメントやDMばかりで、私の読者の方々は本当にいい人ばかりだなと感謝しています」
(オトナンサー編集部)











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