オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

レンジは解凍ムラも…食材ごとのベストな「解凍」方法を解説、「冷凍」の注意点も

冷凍保存に向かない食材は?

Q.食材を冷凍保存するときの注意点はありますか。

関口さん「できるだけ急速に冷やすことが重要です。そうすることで、食品内の氷結晶が小さくなり、食品組織に与えるダメージを抑えることができます。また、乾燥や霜の発生を防止するために密封することが大切です。先述のように、食材を小分けにすることで凍結が早まります。なお、食材を詰め込め過ぎると、庫内の冷気が行き届きにくくなり凍結に時間がかかるので注意してください」

Q.冷凍保存に向かない食材はあるのでしょうか。

関口さん「豆腐やこんにゃくは、凍らせると内部がスカスカになってしまうため冷凍には向きません。ジャガイモもそのままだと冷凍に適さないので、マッシュポテトなどに加工したものを冷凍します。野菜は全般的に冷凍できるようですが、新鮮な状態で冷凍したものはそのまま食べるのではなく、加熱用や調理用、ジュース用などに使うようにしてください」

Q.冷凍保存した食材はどの程度保存できるのでしょうか。また、冷凍後どれくらいの期間までならおいしく食べられますか。

関口さん「市販の冷凍食品は急速冷凍後、マイナス18度で保存されているため3~4カ月はもつようです。ただ、家庭で冷凍食品を保存する場合は、冷凍庫の開閉が多いことで品質の劣化も早くなるため、1カ月以内を目安に食べきるのがよいでしょう。

また、冷凍食品は冷凍保存中の環境でも大きな差が出ます。封が開いていたり食品の表面が出ていたりすると、乾燥、冷凍焼け、酸化を起こし、味も落ちてしまいます。そのため、できるだけ密封し、冷凍庫内の温度を低めにして温度変化を防ぐことでよりおいしさが長持ちします。

このほか、野菜、封を開けた食品、家庭で調理した総菜などについては、2週間程度を目安に食べ切るとよいかと思われます」

(オトナンサー編集部)

1 2

関口絢子(せきぐち・あやこ)

料理研究家・管理栄養士・インナービューティースペシャリスト

米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー。企業やウェブサイトなどの各種メディアで、レシピやコラム、企画提案などを行う。斬新なアイデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコーディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐にわたり活動。「毎日続けられること」をモットーに簡単・おいしい・おしゃれ、かつ美容と健康に直結したレシピを発信。自らの体調不良を食で克服した経験から執筆した著書「キレイになる!フェロモンレシピ」で「食から始めるアンチエイジング」をテーマに、女性が一生輝き続けるための食事法を紹介。セミナーや女性誌の特集で人気を集めている。

■オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/ayako-sekiguchi/
■YouTubeチャンネル「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」(https://www.youtube.com/channel/UC6cZRYwUPyvoeOOb0dqrAug

管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン

コメント