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今さら聞けない! ナイフとフォークの正しい使い方

食事休みと食事を終えた時のサインは

 次に食事休みのサインの出し方です。

 英国式は、お皿の上で、ナイフの刃を自分側に向けて、その上にフォークの背を上にしてクロスさせます。一方、フランス式は「ハの字」にして置きます。英国式とフランス式で異なるのはナイフとフォークをクロスさせるか、させないかです。

 食事を終えた場合はどうでしょうか。

 英国式は、フォークの背を下にしてナイフの左側に。ナイフは歯を内側に向けてフォークの右に並べて置きます。「ティファニーのテーブルマナー本では、フォークの背を上にして置くと書かれていますが、お店の方々に聞くと、フォークの背を下にしたほうが、フォークが安定してお皿を下げやすくなるそうです」(西出さん)。

 英国式はお皿の6時、フランス式は4時(近年は3時も)、米国式は3時の位置に置くのが一般的とされています。英国式で6時の位置に置く理由は、お店の方がお皿を下げる際に、フォークとナイフが邪魔にならずに、右からも左からも下げやすくするための配慮といいます。

「テーブルマナーでは、同じテーブルやほかのテーブルの方々、また、シェフやお店の方々など、その空間にいるすべての方々とお互いに配慮し合って、心地良く、楽しく、おいしいお料理をいただくことが最も大切です。このようなテーブルマナーのスタイルを知り、実践できることは、いざという時に役立つことがあります」(西出さん)

※参考文献:「運のいい人のマナー」(西出ひろ子著)

(オトナンサー編集部)

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント・美道家・ヒロコマナーグループ代表

大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。31歳でマナーの本場英国へ単身渡英。同国でビジネスパートナーと起業し、お互いをプラスに導くヒロコ流マナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナー研修やおもてなし、営業接客マナー研修、マナーコンサルティングなどを行い、ほかに類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績は、テレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」「龍馬伝」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」など、ドラマや映画、書籍でマナー指導・監修者としても活躍中。著書に、28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)「マンガでわかる! 社会人1年生のビジネスマナー」(ダイヤモンド社)「マナーコンサルタントがこっそり教える 実は恥ずかしい思い込みマナー」(PHP研究所)「運のいい人のマナー」(清流出版)など国内外で70冊以上。最新刊「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)が2018年5月19日に発売。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)、プレミアムマナーサロン(http://www.erh27.com)。

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