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メニュー、それとも客? 「カフェ」と「喫茶店」は何が違うのか

コーヒーブレイクの場である「カフェ」と「喫茶店」――。カフェは若者や女性でにぎわうオシャレなお店、喫茶店は少し年齢層が高い個人経営店を想像しますが、果たしてその違いとは。

「カフェ」と「喫茶店」の違いとは

 あなたは「カフェ」「喫茶店」と聞いて、それぞれどんなイメージを持ちますか。記者は「カフェ」というと、若い女性でにぎわうオシャレな外資系チェーン店を、「喫茶店」と聞くと、客の年齢層が高く、レトロな雰囲気の個人経営店を想像します。

 しかし、そもそも両者にはどのような違いがあるのでしょうか。オトナンサー編集部では、全国個人カフェ協会の三瓶拓代表に取材しました。

「飲食店営業」と「喫茶店営業」

 三瓶さんによると、両者の基本的な違いは、カフェは「飲食店営業許可」、喫茶店には「喫茶店営業許可」が必要とされる点です。

 飲食店営業は「食品を調理したり、設備を設けたりして客に飲食させる営業」、喫茶店営業は「お酒以外の飲み物や、お茶菓子を客に飲食させる営業」を意味しており、飲食店営業許可より喫茶店営業許可の方が、取得しやすいそうです。

 しかし、喫茶店営業ではお酒を提供できないほか、単純な加熱以外の調理ができません。飲食店営業はシンクが2槽で、お湯が出ることが条件ですが、喫茶店営業はシンク1槽で、お湯が出なくてもよい、といった違いもあります。

 現状は、飲食店許可を取る人のほうが圧倒的に多いそうですが、物件の都合上、喫茶店許可しか取れない場合も。ただし、喫茶店営業許可しかなくても「カフェ」を名乗ることができ、飲食店営業許可を持っているお店が「喫茶店」を名乗ってもよいといいます。

 三瓶さんは「『カフェ』のほうがまだまだ多いと思いますが、近年はコメダ珈琲店や星乃珈琲店など、昭和レトロなフルサービス喫茶店が人気のため、個人経営店もそのようなイメージでお店を始める人も増えています。また、第4次コーヒーブームの影響もあって、店名に珈琲店とつけるお店が多くなっています」と話しています。

(オトナンサー編集部)