連休中の外出にも重宝? 乳児用「液体ミルク」の保存・使用方法とは、メーカーに聞く
保存の理想的な温度は15~25度
明治(東京都中央区)は、缶入りの乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」を4月26日に発売します。240ミリリットル、希望小売価格は税別215円です。東京ディズニーリゾート内の「ベビーセンター」では3月29日から先行販売しています。
明治の広報担当者に聞きました。
Q.開発した理由は。
担当者「災害時の赤ちゃんの栄養摂取、利便性向上による育児負担の軽減といった社会課題の解決に貢献したいという考えから、開発に取り組んできました。海外では、液体ミルクが普及しており、当社では、昨今の災害備蓄用としての需要が高まる以前から、より利便性の高い付加価値のある商品開発の一環として取り組んでいました」
Q.粉ミルクの「ほほえみ」と栄養価は同じですか。
担当者「当社が既に販売している粉やキューブタイプと同等の栄養設計で、安心してお使いいただけます」
Q.製品化で心掛けたことは。
担当者「『ほほえみ』ブランドとして、何よりも安全・安心な商品として提供することに注力しました。スチール缶は、品質劣化をもたらす酸素や光といった要因を完全に遮断できる高い密封性と遮光性があります。外部の衝撃からの耐久性にも優れており、ミルクの品質を守ることができます。また、保存料や甘味料、着色料、香料などの食品添加物は使用していません」
Q.賞味期限は。また、開封してから何日以内に飲み切るのがよいのでしょうか。
担当者「賞味期限は1年です。スチール缶とレトルト滅菌の組み合わせで実現しました。開缶後は、消毒した哺乳瓶などの容器にすぐに移し替え、2時間以内に使用してください。なお、一度でも赤ちゃんが口を付けたミルクは、赤ちゃんの唾液が逆流し、唾液中の雑菌が繁殖して腐敗しやすいので必ず処分してください」
Q.水筒やペットボトルに入れて飲ませることもできますか。
担当者「乳児用粉ミルクと同様、清潔な哺乳瓶以外での授乳はお勧めしていません。災害時など、消毒した哺乳瓶がないときの安全な授乳方法としては、紙コップを使ったものがあります」
Q.製品は必ず常温保存ですか。夏場は冷蔵庫で保管してもよいのでしょうか。
担当者「常温で保管してください。直射日光の当たるところ、火のそば、夏場の車の中など高温になる場所、冬場の屋外など凍結の恐れがある場所では保存しないでください。理想的な温度は15~25度です。開缶前であれば、冷蔵しても品質には問題はありませんが、赤ちゃんに与える際は常温に戻してから飲ませてあげてください。凍結の恐れがありますので、冷凍庫では保存しないでください」
Q.先行販売の状況は。
担当者「大変ご好評を頂いております。『明治ほほえみブランドでの発売を待っていた!』『備蓄のためにも購入したい!』などの声を頂いています」
粉ミルクはお湯を使うだけでなく、適度な温度にするために哺乳瓶を水道水で冷やす必要があり、手間がかかります。液体ミルクの普及が進めば、赤ちゃんを連れて気軽に外出できる機会が増えるかもしれません。
(オトナンサー編集部)
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