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お歳暮商戦「12月購入」が2割増、早期優待より習慣重視

「シニアコム.JP」を運営するシニアコムが発表したお歳暮に関するアンケート調査で、「12月に購入する」と回答した人が大きく増加。その背景には何があるのでしょうか。

日本に深く根付いたお歳暮も時代の波を受けている

 シニア向け交流サイト「シニアコム.JP」を運営するシニアコム(東京都港区)が12月5日に発表したお歳暮に関するアンケート調査で、「12月に購入する」と回答した割合が昨年同時期と比べて約23%増加したことがわかりました。

 調査期間は11月10~15日で、対象は同サイト会員の50歳以上の男女696人(男性449人、女性247人)です。

金銭的負担を感じるも「止め時がわからない」

 同社では今回の結果について「本来の購入時期に戻っている」と分析。デパートや百貨店では近年、お歳暮ギフトの受注期間を11月前半に前倒しし、早期購入割引や特典付与などの早期優待を拡充させることで、顧客の囲い込みを図っていますが、「一年間お世話になった人に感謝を込めて贈るお歳暮は、日本に深く根付いた習慣」(担当者)であるため、今回の結果につながったといいます。

購入時期に関するアンケート

 また購入先が、デパートなどの実店舗が49%とインターネット通販(15.3%)を大幅に上回ったことについては「商品を実際に手に取り、目で確認したうえで購入している」としています。

 同社では今回からお歳暮に関する「悩み」についても聴取しており、お歳暮の「止め時がわからない」という回答が半数以上を占めたとのこと。その背景には、お歳暮商戦が過熱する12月周辺にはクリスマスやお正月などの大きなイベントがあるため、「金銭的負担をなるべく回避したい心理が働くのではないか」といいます。

 一方で、64.8%がお歳暮を「贈る予定がある」と答えていることから、長らく続く習慣と贈る側の“本音”にかい離がある現状も垣間見えました。

(オトナンサー編集部)