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間違いだらけの美容! クレンジングは肌荒れの元凶? 美肌作りはとてもシンプル

クレンジング剤は食器用洗剤と同じ

菅原由香子さん
菅原由香子さん

 皆さまは、メイク落としに食器用洗剤を使ってくださいと言われたら、どのように思うでしょうか。クレンジング剤での洗顔は同じようなことだと菅原さんは指摘します。

「クレンジング剤の主な成分は食器用洗剤と同じ合成界面活性剤です。簡単に説明すると『水と油を混ぜ合わせるために作られた物質』です。食器についた油汚れは、水だけでは落ちませんが、洗剤に含まれる合成界面活性剤の働きできれいに落とすことができます。クレンジング剤も同様です。全ての合成界面活性剤はたんぱく質を溶かす作用があります。洗浄力が弱かったとしても、お肌にダメージを与えているのです」

 最近では、界面活性剤の包含量が少ない商品も多く販売されています。包含量が少なければ問題ないのでしょうか。

「主成分は合成界面活性剤ですから、推奨することはできません。界面活性剤は、油分と水分を結合させるのに必要な成分で、汚れを落とす働きがありますが、皮膚の構造を破壊します。べっとりと油のついたお皿も、界面活性剤の入った台所用洗剤で洗うときれいにすることができます」

「同様に、髪の毛や頭皮もシャンプーで洗うと汚れや皮脂を落とせます。しかし、台所用洗剤を毎日使用していると、手荒れがひどくなることがあります。シャンプーも同様に、頭皮や髪の毛を傷めます。私が推奨しているのは『天然素材の石けん』のみです」

 これまでも、界面活性剤の影響は指摘されてきました。これは、私たち消費者がクレンジング剤に利便性を求めた結果とも言えるでしょう。美容に対して、正しい知識を持ち、適切なケアを心がけることが必要かもしれません。取材にご協力いただいた、菅原由香子医師に御礼申し上げます。

(コラムニスト、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所客員研究員

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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