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許せますか? 自宅への“アポなし訪問”に「玄関先なら」「非常識」と賛否、マナー講師に聞く

友人・知人宅を訪問する際のマナーは?

Q.友人・知人宅を訪問する際のマナーについて教えてください。

西出さん「数日前からのアポがなくても、さまざまなタイミングが重なり、突発的に訪問せざるを得なくなるケースがあるかもしれません。そのような場合でも、相手の家のインターホンを鳴らす前に一報を入れる配慮をお勧めします。

メールやLINEでもよいですが、急な状況の際はすぐに気づきやすい電話がよいでしょう。『実は今近くまで来ているから、少しあいさつしたい』『お土産を渡したいから、行ってもいい?』などと確認の連絡を入れておけば、在宅状況はもちろん、来客が自宅に到着するまでに身なりを整えたり、玄関先や家の中を少し片付けたりと訪問を受ける側が少しでも準備することが可能になります。数日前からのアポでなくても、直前に一報があるだけで印象は大きく変わるのではないでしょうか。

現代はメールや電話、メッセージアプリなどで気軽に連絡が取れる時代です。訪問を受ける側にとって、突然の来客を断る理由はさまざまだと思いますが、どんな場合にせよ、自分の家まで来てくださった方を断るのは気を使うものです。しかし、同じ断るにせよ、玄関先よりメールや電話の方がそれを伝えやすくもなります。『相手の立場に立つ』というマナーの大前提から考えても、なるべく相手に負担をかけさせず、困らせないような気遣いは忘れないようにしたいものです。

また、アポなし訪問をする場合には、訪問する側の“勝手”に付き合わせるおわびとお礼の気持ちを込めて、相手に渡すちょっとした手土産を持参するとよいでしょう。『アポなし訪問が基本NGであるということを分かった上での、やむを得ない訪問である』ことも伝わり、分かってもらいやすくなるきっかけになります」

(オトナンサー編集部)

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マナーズ博子(まなーず・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー評論家、マナー解説者、ヒロコマナーグループ代表

大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。31歳でマナーの本場英国へ単身渡英。オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと起業し、お互いをプラスに導くヒロコ流マナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナー研修やおもてなし、営業接客マナー研修、マナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績は、テレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「いだでん」「花燃ゆ」「龍馬伝」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、書籍で、マナー指導・監修者としても活躍中。著書は、28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)「マンガでわかる! 社会人1年生のビジネスマナー」(ダイヤモンド社)「マナーコンサルタントがこっそり教える 実は恥ずかしい思い込みマナー」(PHP研究所)「運のいい人のマナー」(清流出版)など監修含め国内外で90冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)など、子どものマナーからビジネスマナーやテーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)、プレミアムVIPマナーサロン(http://www.erh27.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」は西出博子の登録商標です。

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