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「旅行に無料Wi-Fiは欠かせない」←実はかなり危険! 夏の旅行に潜む《セキュリティーリスク》

ホテルのWi-Fi利用時にもリスクが?

 すべての公共Wi-Fi接続はサイバー犯罪者に利用されるリスクが高く、ホテルWi-Fiも例外ではありません。ハッカーはホテルのWi-Fiを使用して、旅行者のパスワードや個人情報を2つの方法で盗むことができます。

 1つ目は、ホテルのWi-Fiに接続して、悪意のあるマルウェアをインストールする方法。2つ目は「Guest Wi-Fi」や「Free Hotel Wi-Fi」といった名前で、偽の保護されていないWi-Fiホットスポットである「悪魔の双子」を作成し、この方法で個人情報を盗む方法です。

 ブリエディスさんは、「ホテルWi-Fiを介したハッキングを避けるには、旅行者はいくつかの手順を踏む必要がある」とし、「まず、レセプションの人に提供されているWi-Fiの正確な名前とパスワードを尋ねて、悪魔の双子ネットワークに接続しないようにすることです。次に、VPNサービスを使用してデータを暗号化し、第三者による傍受を防ぐことです。最後に、公共Wi-Fiを使用している間は、常にファイアウォールを有効にすることをお勧めします」と述べています。加えて、旅行者はモバイルインターネットがより安全であることを覚えておくべきです。

「無料Wi-Fiは旅行に不可欠なものだ」と感じるかもしれませんが、注意せずに接続すると、休暇がサイバーセキュリティーの悪夢に変わる可能性があります。ブリエディスさんは、「少しの意識が大きな違いを生みます。同じツールが旅行をより簡単にする一方で、あなたの情報を悪用するためにも使われる可能性があります。しかし、正しい習慣を身に付ければ、安全に接続を維持できます」と話しています。この夏休み中、どこへ向かうにしても、覚えておきましょう。

(オトナンサー編集部)

【画像】「え、怖っ……」→これが《空き巣犯》が実際にチェックしている「投稿」の特徴です(画像5枚)

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マリユス・ブリエディス

NordVPN 最高技術責任者(CTO)

デジタルセキュリティとプライバシーの分野で世界的に活躍し、NordVPNの最高技術責任者(CTO)を務める。IT業界で培った長年の経験を基に、技術革新とセキュリティ分野の発展をけん引。代表的なプロジェクトである「NordLynxプロトコル」は、WireGuardプロトコルを基に開発され、業界で最速かつ革新的なVPN技術として高い評価を得ている。キャリア初期にはQSTKやPythonを用いたプロジェクトやウェブ開発に携わり、現在はNord Securityで5つのチームを率いて企業の成長に貢献。講演やインタビューを通じてサイバーセキュリティーの知識を広めると同時に、謙虚さを忘れず学び続けることを信条としている。

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