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「離婚してよ。ごめんなさい」 子どものために離婚しない親と、離婚を懇願する子ども…《離婚の正解》はどちらにあるのか

夫婦仲の専門家がよく耳にするという「子どものために離婚しない」という言葉。しかし、それは本当に正解といえるのか――。親に「離婚」を願う子どもの本音とは。

“離婚の正解”は果たして…
“離婚の正解”は果たして…

 夫婦仲相談所で相談を受けていると、「子どものために離婚しない」という言葉を多頻度で耳にします。離婚の決断に子ども(幼児ではなく、ある程度成長した)の言葉を聞くのは大切ですが、子どもの言葉と自分の本音のバランスを見極めなければ、離婚の正解にたどり着くのに膨大な時間を要してしまいます。

「子どもの言葉>自分の本音」が10年以上継続すると、どうなるか――。子どもが22歳になるまで離婚を諦めて、今のパートナーと人生を共にすることになります。

 子どもは一人の人間として、当然、いろいろなことを考えています。時には親よりもしっかりと物事を捉えていることもあるものです。

 今回は、親に「離婚してくれ」と願う子どものケースをご紹介します。

親の不仲が子どもに与える深刻な影響

 子が親に「離婚してほしい」と訴えるのはよっぽどのことです。次のケースで示します。

・夫婦げんかが絶えず、仲が悪い
・親が浮気を繰り返す
・DVやモラハラを、子どもやパートナーに行う
・家庭内別居状態
・両親が会話をせず、子どもを通して連絡事項を伝える
・両親のどちらかが、お金遣いが荒く、生活に窮する

 子どもが激しい夫婦げんかを目撃すると、脳の一部が萎縮する可能性が指摘されています。そして、言葉によるDV目撃の影響は、身体的DVの目撃の約6倍も大きいとされています。

 夫婦仲が険悪になることは、程度の差こそあれ、どこの家庭でも起こり得ることです。しかし、それが離婚を考えるほどひどい場合には、子どもに与える影響を一番に考えてください。「離婚しない方が子どもにとって幸せである」とは決して言えません。

【画像】「うわ、生々しすぎる……」→これが「モラハラをする妻」の“心理的背景”です(専門家監修)

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三松真由美(みまつ・まゆみ)

恋人・夫婦仲相談所 所長(すずね所長)・執筆家

夫婦仲・恋仲に悩む女性会員1万3000名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティーを展開。セックスレス・ED・女性の性機能に詳しく、性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。20代若者サークルも運営し、未婚世代への結婚アドバイスも好評を呼ぶ。恋愛・夫婦仲コメンテーターとしても活躍中。業界最大手「ごっこ倶楽部」のセックスレスをテーマにしたショートドラマを監修し、5カ月で1億回再生に到達。著書は「夫婦の『幸せ循環』を呼ぶ秘訣」(講談社)「モンスターワイフ」(同)「40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣」(扶桑社)「堂々再婚」(wave出版)など多数。コミック「『君とはもうできない』と言われまして」(KADOKAWA)の監修も手掛ける。恋人・夫婦仲相談所(http://fufunaka.com/)、公式note(https://note.com/suzune_16)、オトナのお悩み保健室(https://otona-hokenshitsu.jp/)。LINE登録で「夫婦仲チェックシート」を無料プレゼント(https://fufunaka.com/archives/lp/line)。

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