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「特別支援学校のPTAに入る意味ある?」 “ママ友の言葉”が忘れられない自閉症児の母 3年後に出した“答え”

仲間づくりができる

親は、声をあげられないわが子の代弁者(べっこうあめアマミさん作)
親は、声をあげられないわが子の代弁者(べっこうあめアマミさん作)

 障害のある子どもを育てていると、同じ境遇の人と出会う機会はとても少ないと感じます。特に、知的障害が重めの子どもを育てていると、「同じ目線で話ができるママ友がいない」「周囲の人に分かってもらえない」と思う場面が多くなります。

 しかし、PTAを通じて出会った保護者の中には、同じような悩みや、似たような子育てをしている人たちが何人もいました。

 「分かる」「それ、うちもだよ」という言葉だけで安心感が得られ、子育てが少し楽になります。

 私にとってPTAは、ただの組織ではなく、「ここにいていい」と思える居場所になりました。

特別支援学校のPTAには「特別」な意味がある

 もちろん、特別支援学校によって環境が異なると思います。そのため、子どもを特別支援学校に通わせているすべての親にとって、特別支援学校のPTAが居心地がよい場所とは一概には言えません。

 ただ、「特別支援学校のPTAって入る意味あるの?」と聞かれた場合、今の私ならこう答えます。

「特別支援学校のPTAには、他の学校にはない『特別』な意味があるよ」

 地域密着の見守り活動はありませんが、その代わりに、わが子の未来のための学びと、子どもたちの将来を変えていく力、仲間との出会いがあります。

 もし、PTAに関わるかどうか迷っている人がいたら、「できるときに、できることだけ」でよいと思ってください。

 そんな気持ちで、一歩だけ入ってみてほしいと思います。きっとそこに、あなたにしか見えない風景があると思います。

(ライター、イラストレーター べっこうあめアマミ)

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べっこうあめアマミ(べっこうあめあまみ)

ライター、イラストレーター

知的障害を伴う自閉症の息子と「きょうだい児」の娘を育てながら、ライター、電子書籍作家として活動。「ママがしんどくて無理をして、子どもが幸せになれるわけがない」という信念のもと、「障害のある子ども」ではなく「障害児のママ」に軸足をおいた発信をツイッター(https://twitter.com/ariorihaberi_im)などの各種SNSで続けている。障害児育児をテーマにした複数の電子書籍を出版し、Amazonランキング1位を獲得するなど多くの障害児家族に読まれている(https://www.amazon.co.jp/dp/B09BRGSY7M/)。「べっこうあめアマミ」というペンネームは、障害という重くなりがちなテーマについて、多くの人に気軽に触れてもらいたいと願い、夫と相談して、あえて軽めの言葉を選んで付けた。

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