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【漫画】生後7カ月の次男 チーズ入りのおかず食べた後、顔色が悪くなり…緊迫した状況に「アレルギーは本当に怖い」

離乳食をよく食べる次男。ある日、レトルトパックの離乳食を食べさせたところ、突然吐いて具合が悪くなり…。Instagramで公開された漫画が、「怖い!」と話題になりました。作者のゆうゆさんにお話を聞きました。

漫画「アナフィラキシーショックで緊急搬送された次男の話」のカット(ゆうゆさん提供)
漫画「アナフィラキシーショックで緊急搬送された次男の話」のカット(ゆうゆさん提供)

 アレルギーを発症したエピソードを描いた漫画「アナフィラキシーショックで緊急搬送された次男の話」が、Instagramで多くのいいねを集めて話題となっています。

 好き嫌いが多かった長男と違い、離乳食をよく食べる次男。母は安心してレトルトの離乳食を与えていました。しかしある日、チーズ入りのおかずを食べた次男が吐いて…。読者からは、「ドキドキしましたね」「アレルギーは本当に怖い!」などの声が上がっています。

次男が重度の食物アレルギーだと分かり…

 この漫画を描いたのは、ワーキングマザーのゆうゆさんです。Instagramで息子たちを中心としたエッセー漫画を発表しています。ゆうゆさんに、作品についてのお話を聞きました。この作品は現在連載中です。続きはゆうゆさんのInstagramで読むことができます。

Q.漫画を描き始めたのはいつごろからですか。

ゆうゆさん「2024年4月からです。それまでは見ているだけでしたが、自分でもイラストを描いてみたいと思い、漫画用のアカウントを開設しました。コメントやDMのやりとりでフォロワーさんと仲良くなることができて、生活の刺激になっています。イラストについては未熟なので、漫画家さんやイラスト投稿をしている人を参考にしながら、良いところはまねをして、描けるように練習しています。今は育児をテーマに描いていますが、今後は『過去に二股をかけられた話』などのぶっちゃけ話も描いていけたら、と思っています(笑)」

Q.「アナフィラキシーショックで緊急搬送された次男の話」を描いた理由を教えてください。

ゆうゆさん「次男が、重度の食物アレルギーだと分かってから今まで、とても葛藤がありました。離乳食をきっかけに発症したのですが、私の経験を知ることで、少しでも食物アレルギーで悩んでいる人たちの心が軽くなれば…と思い、漫画にしました」

Q.このとき食物アレルギーについて、どの程度の知識がありましたか。

ゆうゆさん「食物アレルギーという言葉は離乳食の本にも載っていましたが、『言葉を知っている』という程度の知識だったと思います。まさか自分の子どもが食物アレルギーを発症すると思っていなかったので、どのような食材がどのような症状を起こすのかなど、まったく知識がありませんでした」

Q.「2人目だし大丈夫」という油断もあったのでしょうか。

ゆうゆさん「批判もあるかもしれませんが、『まさか自分の子どもが』という気持ちがどこかにあったと思います。お兄ちゃんと弟のお世話で、私もどこかで手を抜けたら、と思っていました。それでも、気を付けるべき部分を気を付けられなかったことは、今思い出しても反省しかありません」

Q.この作品を通して、読者にどのようなメッセージを伝えたいですか。

ゆうゆさん「食物アレルギーは、今は身近な病気の一つだと思います。これからお子さんの離乳食を始める人や、今食物アレルギーで悩んでいる人に共感していただけたら…と思います。また、食物アレルギーとは縁のない方々にも、『こんな症状が出てしまうんだ』ということを知ってもらいたいです。

私は、家族や医師にしかアレルギーのことを相談できなかったのですが、この漫画がアレルギーのことをいろいろな人と話し合えるきっかけになったら、と思います」

Q.この漫画は現在連載中ですが、いつごろ完結予定でしょうか。

ゆうゆさん「10~15話程度で完結し、その後は『救急車で運ばれてからどうなったか』という話を別のタイトルで描く予定です」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

ゆうゆさん「『原材料をチェックしたことがなかったから、気を付けたい』や、『離乳食を食べさせるときは、子どもの顔色を見なけなければいけないのが分かった』『3、4人目になると慎重にできなかったから、気を付けないといけないですね』などのコメントを頂きました。また、『私も重度のアレルギーの子どもがいます』というDMを頂いて、お互いの話に共感できたり…。さまざまな反応がありました」

(オトナンサー編集部)

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