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子どもが「スマホ」使うと“キレる子”に!? ルール決め以外に、親がすべき対策とは

子どもがスマホを使いたがるようになったら?

Q.子どもがスマホやタブレットを使いたがる機会が増えた場合、親はどのように対処すればよいのでしょうか。

三井さん「子どもがスマホやタブレットを使いたがる機会が増えた場合、スマホ依存のリスクを考慮しながら、親も一緒になってルールを守り、適切なコミュニケーションを心掛けることがお勧めです」

■親自身もルールを守る
親が長時間スマホを使用していると、子どももまねをして依存しやすくなります。家族全員で「緊急時以外、食事中はスマホを見ない」「1日の使用時間を決める」などのルールを守る意識が重要です。

■子どもの気持ちを理解する
スマホの使用理由を尋ね、「なぜ使いたいのか?」を話し合うことも大切です。これはコーチングの手法ですが、「今、見たいんだよね」と共感しつつ、ルールを守るよう根気強く伝えることで、感情的にならずに納得してもらうことができます。

■デジタル機器の代わりになる楽しみを提供する
スマホ以外にも楽しめる遊びや趣味を見つけられる環境を整えることで、自然とデジタル機器の依存を防ぐことができます。スポーツやものづくり、友達との遊びなどを積極的に取り入れるように工夫してみてください。

■生活習慣を整える
十分な睡眠やバランスの取れた食事、適度な運動を心掛けることで、人は感情が安定しやすくなります。怒りは成長の過程で大切な感情の一つですが、保護者が適切に向き合うことで、感情をコントロールする力を育てることができます。

■親がデジタル機器のリスクを十分に理解し、必要な対策を講じる
親がデジタル機器の使用に関するリスクを十分に理解し、事前に子どものデジタル機器の使用に関して、次の対策をするのが有効といえます。

・フィルタリングを活用する
総務省やこども家庭庁などが推奨するフィルタリング機能を使い、不適切なコンテンツへのアクセスを制限することで、子どもをインターネットの危険から守ることができます。

・危険性やリスクなどを事前に子どもに知らせる
スマホの使用に関するメリットやリスクを事前に適切に伝えることで、子ども自身がより意識して使用できるようになります。

・コンテンツの選定を行う
過激な映像や暴力的なゲームは避け、健全な内容を選ぶことで、子どもへの悪影響を減らせます。教育心理学の研究では、過激な動画を視聴した子どもは攻撃的な行動を模倣しやすいことが示されています。年齢に適した教育的なコンテンツを選ぶことも大切です。

・年齢が低い場合は親子で一緒に使う
親が一緒にコンテンツを選び、適切な使い方を指導することで、依存を防ぎつつ学びの機会を増やせます。

(オトナンサー編集部)

【要チェック】これが、子どもの「スマホ依存」を防ぐ“10カ条”です(画像10枚)

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三井博美(みつい・ひろみ)

アライブ代表

米国サンフランシスコ州立大学卒業、名古屋大学大学院修士課程修了。国際マナースクールでの学びや、メーカー・ベンチャー企業の海外事業部での渉外業務、東南アジアでの海外勤務経験を生かし、2001年にアライブ(名古屋市東区)を創業。英語教育を軸に、SDGs、STEAM、リーダーシップ、起業家育成など、未来のグローバルリーダーを育成するプログラムを提供し続け、これまでに2万人以上の子どもたちの成長に携わる。保育士、チャイルドコーチングアドバイザー、問いかけ型教育スペシャリスト、マインドセットコーチ、児童英語講師トレーナーの資格を持ち、現在、JPPAポジティブ心理学協会会員として、脳科学やポジティブ心理学を研究して、教育プログラムの開発にも力を注ぐ。「超エリート英語教育 ~日常会話を目標にしない子ども英会話~」(ラーニングス)。ブログ(https://alive-co.com/blog/index.html

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