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子育てにITとテクノロジーを! アプリ開発など5社が新団体、「手間暇=愛情」に挑戦

ITやテクノロジーを活用した、育児に役立つサービスの普及を目指す団体が東京で発足しました。

団体を構成する5社の代表
団体を構成する5社の代表

 ITやテクノロジーを活用した、育児に役立つサービスの普及を目指す団体が10月2日、東京で発足しました。子育てに役立つサービスを提供する首都圏のベンチャー企業5社が参加。授乳機会や陣痛の頻度などを効率的に記録・共有することで、心身ともにゆとりある子育て環境の実現を目指します。

「手間暇=愛情」は本当なのか

 団体の名称は「子育Tech(こそだてっく)委員会」。子育Techは「子育て」と「IT・テクノロジー」をかけ合わせた造語です。

 妊娠や育児に関するスマホアプリを開発するカラダノート(東京都港区)とファーストアセント(同中央区)、子育て支援を行うAsMama(アズママ、横浜市中区)、オーディオブックを配信するオトバンク(東京都文京区)、カメラマン出張サービスのピクスタ(同渋谷区)の5社が参加しています。

 日本では、育児書を調べたり育児日誌に記録を書き残したりといった、「育児に手間暇をかける」ことが子どもに愛情を注ぐことと同義に取られがちです。そのため、育児をITやテクノロジーを使って効率化することを、声を大にして言いにくい雰囲気があります。

 カラダノートが2018年9月25~28日、0~3歳の乳幼児を子育て中の母親300人を対象に聞いた調査によると、「子育てにITやテクノロジーを利用すると便利」と感じる母親は「とても感じた」「感じた」を合わせて96.6%。一方で「育児中にスマホの育児に関するアプリを利用して周囲から注意や否定的なことを言われた経験があるか」を問うと、程度の差こそあれ、57.3%が何らかの経験を有していました。

 こうしたことから、団体では、育児の正確な情報をスマホで簡単に検索したり、育児日誌をアプリで記録したりして効率化することで、子どもと向き合える時間を増やすとともに、周りの目などの精神的障壁なく、子育てに関するITやテクノロジーを利用できる環境にすることを目指します。

 まず、各社による子育て支援サービスの体験会を子育て現役世代向けに共同で開くとともに、子育てとテクノロジーに関する調査リポートを隔月で出すことなどを実施。次に、「子育ては手間暇かけるもの」と思いがちな祖父母世代を対象に、医学的な根拠を整えた調査データを提示するほか、地方自治体と連携したイベントの開催も検討しています。

 カラダノートの佐藤竜也社長は「テクノロジーを子育てに取り入れることで、子育て世代が少しでもゆとりを持ち、子どもにもっと愛情を注げる社会をつくりたい」としています。

(報道チーム)

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