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吉野家とガストが異例のタッグ はなまるうどんと3社共通「定期券」で合同割引サービス

「吉野家」「はなまるうどん」「ガスト」各店で使える合同定期券が登場します。企業グループの垣根を越えた連携です。

3社合同定期券の告知(吉野家ホールディングスのホームページより)
3社合同定期券の告知(吉野家ホールディングスのホームページより)

 牛丼チェーンの吉野家(東京都中央区)は8月23日、80円引きとなる定期券の販売を開始すると発表しました。グループ会社の讃岐うどんチェーン「はなまる」(同)に加え、すかいらーくホールディングス(東京都武蔵野市)が運営するファミリーレストラン「ガスト」でも使用できるのが特徴です。企業グループの垣根を越えた異例の“タッグ”となります。

「3社合同定期券」は8月27日から300円(税込み)で各店舗で販売します。会計時に各店舗で提示すると、特典が受けられる仕組みです。

 吉野家では、丼、定食、皿、カレーを1食ごとに80円値引きし、はなまるうどんでは、うどん1杯につき天ぷら1品を無料で提供。ガストでは、モーニングタイム(オープンから午前10時半まで)を除き、100円引きとなります。使用期間は9月10日~10月21日です。

 吉野家は2017年秋に、はなまるうどんとの共通定期券を発売しており、2018年春に再販したところ、2017年を超える売れ行きだったとのことです。

「定期券サービス」は、リピーター客を増やす手段として外食産業や持ち帰り弁当店で導入する事例が増えていますが、企業グループの垣根を越えて連携するのは異例の試みです。

(報道チーム)

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