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「無礼講」は危ない! 上司の言葉を真に受け、異動させられた40歳・UCLA卒のエリート部長

「無礼講」の理想的なかわし方

 経験上、本当に優秀な社員は型を崩しません。つまり、部下としての一線を越すことはないのです。「今日は無礼講だ!」と言われて、「ありがとうございます。それでは~」と型を崩してはいけません。無礼講と言われたら、普段より慎重な対応が求められます。社交辞令をまともに受けると大変なことになると覚えておくべきでしょう。

 その日の役割を遂行したければ、お酒を飲まないことです。筆者はこのような席でお酒を勧められても「今日は風邪気味で、風邪薬を飲んでいるので飲めません」と一滴も飲みませんでした。また、飲んでいないと完全シラフなので、場面を的確に掌握できました。「上司の悪口」「会社の批判」で話を振られても、一切同調せずに淡々と対応することができたのです。

 万が一、しつこい人がいたら、その場を強制リセットすればよいのです。何も入っていないコップを倒したフリをすれば、その場で強制リセットが完了します。また、仕事の電話が掛かってきたフリをしながら席を立ったり、トイレに中座したりすることも有効です。戻ってきて何事もなかったかのように振る舞えば、一件落着ということになります。

 お酒は上手に付き合えば「百薬の長」と言われます。適度な飲酒は、血液の循環を良くし、体の疲れを癒すことは間違いありません。しかし、上司と飲みに行き、お酒が原因で評価を下げる人は少なくありません。筆者は、社内でお酒を飲むことは基本的にお勧めしません。飲むのは会社以外にした方が無難だと申し上げておきます。

(コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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