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【猫の日】大切な愛猫に長生きしてほしい…猫が「突然死」する5つの病気&対策、動物ケアスタッフが解説

2月22日は「猫の日」。“突然死”を招く可能性のある猫の病気と、愛猫のために知っておきたい対策について、動物ケアスタッフが解説します。

「猫の日」に考えたい、愛猫の健康
「猫の日」に考えたい、愛猫の健康

 2月22日は「猫の日」です。猫と一緒に暮らす人にとって、愛猫の健康と長生きは共通の願いだと思います。一方で、猫がかかる病気の中には、“突然死”を招く恐れのあるものも少なくないようです。そこで、猫が突然死するリスクをはらむ病気と予防について、動物ケアスタッフの石川美代子さんに教えていただきました。

食事の見直しが有効な病気も

Q.猫が突然死する病気には、どのようなものがありますか。

石川さん「猫の突然死が多い病気として、『肥大型心筋症』『血栓症』『腎不全』『尿閉塞』『中毒(観葉植物やタマネギなどの誤飲)』の5つが挙げられます。

心筋症は犬と同じく、猫でも突然死の原因として多い疾患の一つです。血栓症は、心筋症などに併発する病気で、末期になると下半身がまひしてしまうこともあります。また腎不全は、進行を遅らせるために、日々の経口投与や皮下点滴などが必要になってきます」

Q.愛猫の突然死を未然に防ぐために、飼い主が対策できることはあるのでしょうか。

石川さん「原因が心臓病や血栓症だった場合は、飼い主が直接的に予防となる対策が取れるかというと、正直難しいところです。強いて挙げるとすれば、日頃からタンパク質などの栄養をしっかり取れる食事にすることでしょうか。

他の病気の場合、例えば腎不全ではシニア期用の食事にすること、尿閉塞では塩分過多にならない食事を心がけるといった対策が有効です」

Q.愛猫の異変に気付いたとき、どうすればいいですか。

石川さん「正直なところ、心疾患や腎不全が原因で、目に見えて違和感や異常がある場合、既に重症化しているケースが高いです。すぐに病院へ連れていきましょう。もちろん、急激な悪化を防ぐために、検診を欠かさないようにすることも重要です。

腎不全や尿閉塞の場合は、療養食に切り替えて、栄養のバランスを整えることが先決ですね」

* * *

 家族の一員である愛猫との突然の別れは、猫と一緒に暮らす誰もが避けたいもの。猫がかかりやすい病気はいくつかあるようですが、大切なのは定期的な検診と、毎日の健康的な食生活を心がけることです。「猫の日」をきっかけに、こうした対策を見直してみるのもいいかもしれません。愛猫に、いつまでも健康で長生きしてもらえるように、飼い主としてしっかりサポートしていきたいですね。

(オトナンサー編集部)

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fujimaru(ふじまる)

動物看護師

動物看護師歴6年。動物看護師育成の専門学校でも教師を経験。動物病院での動物看護師としての勤務を終え、現在は、飼い主のための為のペット相談業務にも従事。一般財団法人動物看護師統一認定機構認定動物看護師を保有。

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