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簡裁の審理にも影響? 契約右肩上がり「弁護士保険」が人気の理由

契約する人が右肩上がりで、簡易裁判所の審理長期化の一因になっているとも報じられた「弁護士保険」。今回は、その仕組みやメリットについて専門家と一緒に考えます。

2014年に2185万人まで契約者が増えた「弁護士保険」の特徴とは…

 自動車による物損事故の増加を受けて、最高裁判所が簡易裁判所の審理の迅速化に乗り出す――。先日こんな報道がなされました。

 報道によると、最高裁は現在、物損事故訴訟の争点を類型化し、それぞれの審理に必要な資料やポイントをまとめているといいます。紛争の迅速な解決を本来の目的とした簡裁の審理が、物損事故訴訟の増加によって“速度低下”しているというわけです。

 とりわけ、全国の簡裁に起こされた交通事故関係の訴訟は2015年に約1万9000件で、10年前の4倍に増加。記事はその背景として、弁護士費用が補償される「弁護士保険」の普及を指摘しています。

 今回は、簡裁の審理に影響が出るほど契約が右肩上がりの弁護士保険について、その“人気のワケ”を弁護士の藤原家康さんと一緒に考えます。

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藤原家康(ふじわら・いえやす)

弁護士

東京大学法学部第一類卒業。2001年10月弁護士登録(第二東京弁護士会)。一般民事事件・刑事事件・家事事件・行政事件・破産事件・企業法務などに携わる。日本弁護士連合会憲法委員会事務局次長、第二東京弁護士会人権擁護委員会副委員長などを歴任。中学校・高校教諭免許(英語)も保有する。TBS「ひるおび!」「クイズ!新明解国語辞典」「夫婦問題バラエティ!ラブネプ」、フジテレビ「お台場政経塾」などメディア出演多数。