競馬のためにパートする妻…「ギャンブル好き」と結婚した人は幸せになれるのか
無職…だけど雀荘を経営する家の婿にピッタリ
ギャンブルではありませんが、「マージャン」がつないだ縁もあります。
千絵さん(35歳、仮名)の実家は、地方都市で雀荘を経営しています。千絵さん自身もマージャンが好きで、趣味の領域を超えて日常生活の一部のように、毎日マージャンをしているそうです。
千絵さんがこれまでにお付き合いをしてきた人たちは、いわゆる一般的な会社員ばかり。実家が雀荘だと話すと引いてしまって、上手くいかないことばかりでした。よって、結婚に至ることがありませんでした。
そんなときに出会ったのが克己さん(29歳、仮名)です。千絵さんの6つ年下ながら、大学時代にマージャンにハマってしまったという克己さん。千絵さんの父親が経営する雀荘の常連でした。父親と克己さんが仲良くなり、千絵さんとも対局をするようになるという流れでした。
マージャンをしながら仲良くなった2人。しばらくすると、克己さんは千絵さんの部屋に寝泊まりするようになりました。結婚はせず、千絵さんと、彼女の両親と4人で暮らしています。
「克己は職を転々としていて、現在は無職です。たまにバイトに行くくらいで、収入は全く安定していません。でも父親がすっかり気に入っていて、『将来は雀荘を継げばいいから仕事はしなくていい』って言うんです。それもどうかと思いますが、毎晩楽しそうに父と克己がマージャンしたり、話したりしているのを見ると、これでもいいのかな……と。私も克己も、自分たちが食べていければいいという考え方なので。
結婚にこだわっていませんが、両親は『ちゃんとけじめをつけてほしい』と言い始めました。来年の私の誕生日に、婚姻届を出そうと思っています」
この2組のカップルは“共通の趣味”が競馬やマージャンであったために何の問題もなく、それどころかその縁で幸せな生活を送ることができています。何事も過剰が問題なのであり、ヒートアップせず、自分たちの身の丈に合った暮らしをしていれば、ギャンブルをすることは何の問題もないです。
どちらか一方だけがギャンブル好きだとしても、自分のお小遣いの範囲でおさめることができているのであれば、無理に止めることは逆効果。生活に支障が出なければよしとする心意気を見せてください。ギャンブル依存症のウェブ解説も2人で読んで、「こうなったらあかんで。人生終わりやで」と意識づけも行っていきましょう。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

コメント