“子連れで結婚式”めぐり「遠慮すべき」「年齢による」などの声 出席OK? 必要なマナーは?
招待する側とされる側、双方に求められるマナーは?
Q.子ども連れで出席する際に気を付けたいマナーについて教えてください。
西出さん「子どもがぐずってしまった時に備え、ちょっとしたおもちゃを持ち物に加えておくと安心です。タオル類も、いざという時に何かと便利に使えるので、持参するとよいでしょう。
また、幼い子であれば、大勢の人がいる空間や普段と異なる雰囲気に対する戸惑いや興奮から、騒いだり、泣き出したりしてしまう可能性があります。参列する親の基本的なマナーとして、子どもが騒いだり、走り回ったりしないように注視しましょう。
もし、周囲の人に迷惑をかけるような振る舞いをした場合、ご迷惑をかけた相手様にはきちんとおわびを伝えます。一方、お子様に対しては、その場でしかるのはNGです。子どもがしかられている様子や声は、周囲の人に対して迷惑になるだけでなく、お祝いの席にふさわしくない空気になりかねません」
Q.一方で、招待する側(主催側)はどのような対応が求められるでしょうか。
西出さん「招待側は、参加者にとっての心地よい空間作りを心掛ける必要があります。親子を招待する場合、たとえば、当日の司会担当者に『お子様連れで出席されている方もいらっしゃいますので、お子様が泣くこともあるかもしれませんが、その時は皆様で温かく見守って差し上げてください』などのアナウンスを、事前にお願いしておくとよいのではないでしょうか。
時代やその立場などで、今まで常識と言われてきたことが、そうでなくなることもあります。先日の英国のロイヤルウエディングも、これまでの伝統とは異なる新しいスタイルを取り入れた式でした。変化を進化と前向きに捉え、多くの人に希望をもたらすことができるのであれば、それはとても喜ばしいことだと思います。子ども連れの方とそうでない方、双方に対する心遣いのある対応を行えばよいでしょう」
Q.その他、子どもの結婚式参加に関して、意識すべきことはありますか。
西出さん「親子で結婚式に出席する経験は非常に貴重なものです。冠婚葬祭の場は、お子様がマナーを感じ取れる機会でもあります。せっかく、親子でご招待いただいたのであれば、新郎新婦の晴れの日をお子様と一緒に心から祝福しましょう。
ただ、幼い子は突然泣き出したり、騒いだりする可能性が少なからずあるものです。同じテーブルの出席者に、子どもがいることをひと言伝え、『ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします』とあいさつをすると、マナー人ですね。また、場合によっては、一度席を離れて会場の外へ出るなどの対応が必要になることも考え、可能であれば、席を出入り口に近い席にしてもらえるよう、事前に相談してもよいと思います。
さらに、他の出席者が、会場でお子様連れの方を見かけたら『子どもは泣くもの』という意識を持ち、おおらかな温かい心を持つこともマナーの一つです。慶びの空間を共にする人たちと心地良い時間が過ごせるよう、招待側も招待される側も、共に心配りを意識したいものですね」
(ライフスタイルチーム)

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