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除湿機&空気清浄機の事故多発、梅雨入り前にチェック徹底を NITEが注意呼び掛け

除湿機や空気清浄機が原因の事故が、過去5年間で117件も発生していることが判明。梅雨のシーズンを前に、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は「異常に気付いたらすぐに使用を中止し、事業者に点検を依頼してほしい」と注意を呼び掛けています。

 本格的な梅雨のシーズンを前に、「そろそろ除湿機や空気清浄機の準備を」と考えている人も多いことと思いますが、そんな人は要注意。除湿機や空気清浄機による火災が最近多発していることが、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の調べでわかりました。

 NITEによると、2010~2014年度の5年間に報告された除湿機や空気清浄機による事故は117件(除湿機54件、空気清浄機63件)で、全体の66.7%に相当する78件が火災に至っているといいます。


除湿機と空気清浄機の年度別事故発生件数:NITE提供

 事故を被害状況別に見ると、「死亡」1件、「重傷」2件、「軽傷」12件などとなっており、原因としては「製品に起因する事故」が63件(53.9%)で過半数を占め、そのうち42件はリコール対象製品によるものだそうです。

「カタカタ音→発火」「異臭で目覚め→発火」など

 NITEが挙げている主な事故事例は以下の通りです。

・空気清浄機を使用中、製品内部の除湿機構部が異常発熱する不具合が発生。製品から「カタカタ」と音がし、音が収まった後に発火

・就寝中に空気清浄機を使用、異臭で目が覚め確認すると、製品内部の電気集塵(しゅうじん)部に不具合があり、製品から発煙・発火

・屋内で洗濯物を乾燥するために除湿機を24時間運転していたら、製品内部のヒーターが保持部品から外れ、付近の樹脂部品に接触し発火

・約10年間使用した除湿機を持ち運んだ際、変色していた取っ手が折れて除湿機が足に落下、左足親指を負傷


製品内の除湿機構部が異常発熱し、発火した空気清浄機:NITE提供

 NITEでは、リコール製品情報を確認するとともに、「製品の使用中、『製品が時々止まる』『製品から異臭や異音がする』『外装が変形したり変色したりしている』などに気付いたら、すぐに使用を中止し、製造・販売事業者に点検を依頼してほしい」と呼び掛けています。

(オトナンサー編集部)