婚活しているのに結婚できない…結婚に至るまでの「4つのポイント」 結婚相談所を運営する仲人が伝授
3つ目は「覚悟」
「ご縁」「タイミング」の次のポイントは「覚悟」です。
植木まゆみさん(35歳、仮名)は先日、石田まさとさん(38歳、同)と真剣交際に入りました。真剣交際に入ってからというもの、まゆみさんには、たくさんの不安が出てきました。
「結婚してからも仕事を続けたいけれど、まさとさんの仕事は転勤もあるようだし、そうすると私が会社を辞めないといけなくなるかしら。それとも単身赴任をしてくれるのかしら」
「もし子どもができて、彼が単身赴任をしたら、私が1人で子育てをしないといけない。そんな中で仕事が続けられるかしら」
「まさとさんは、『家事は分担する』と言っていたけれど、かなり仕事が忙しそうだから、結局は私がほとんどやることになるのかもしれない」
「彼は一人っ子だから、将来的に義両親の介護を私が任されるかもしれない」
「そもそも結婚したら、今、自由に使っている時間もお金も使えなくなる。結婚する意味ってあるのかな? 私は特別子どもが好きなわけではないし、このまま1人でいた方が幸せなのかもしれない」
ある日、「面談をお願いします」と申し出てきたまゆみさんが、こんな不安を次々と私に打ち明けてきました。そこで私は、まゆみさんに言いました。
「未来に不安を抱くのは、意味のないことですよ。結婚して幸せになれるかどうかなんて、誰にも分からない。経済的に裕福なパートナーと結婚して一生安泰だと思っていたら、お相手が大病して働けなくなることがあるかもしれない。未来に何が待っているか、今の段階で心配しても、それは取り越し苦労ですよ」
未来は予言できない。では、何が大事なのか。
「『私は、この人と結婚して幸せになる』『未来に何が起こっても、2人で力を合わせて、それを乗り越えていく』。そう思わないと、結婚なんてできないんですよ」
不安なことを考え出したら、きりがない。結婚に向かって、腹をくくる。そういう“覚悟”が大切なのです。
4つ目は「決断」
3つ目の「覚悟」が決まったら、「この人と結婚する」という「決断」を下すのです。
つまり結婚とは、出会うという『ご縁』、2人の関係を前に進めていく気持ちを育てる『タイミング』、未来に何が起ころうと2人で一緒に乗り越えていく『覚悟』、そして、結婚をするという『決断』。この4つが大切なのです。
また、結婚というのは、どういうときに成り立つか。「選ぶこと」と「選ばれること」がイコールになったときに成り立つのです。
選ぶ気満々で、上から目線で、「もう、本当にいい人がいない」「自分と釣り合いが取れる相手は、一体どこにいるのか」とため息をついている人は、誰からも選ばれません。
(仲人・ライター 鎌田れい)

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