オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

うつの人の“死にたい”は“からあげ食べたい”に近い 感覚のギャップ描いた漫画が「わかる」

2013年からネット上で作品を発表

 作者の「せるこさん」にこれまでの経歴や、今回の作品について話を聞きました。

Q.せるこさんの経歴を教えてください。

せるこさん「石川県出身の28歳です。幼少期から絵を描くことや漫画が好きでした。好きな漫画家、尊敬する漫画家はたくさんいるので挙げきれません。現在は大阪在住で、働きながら漫画を描いています」

Q.兼業しながら活動しているとのことですが、いつ漫画を描いているのですか。

せるこさん「平日の夜に3時間程度、描いています」

Q.いつから漫画を描き始めましたか。

せるこさん「2013年からインターネット上、主にツイッターで作品を発表するようになりました。本格的に意識して漫画を描き始めたのは4月からです。現在はツイッターのみで発表していますが、条件次第では雑誌などへの寄稿も引き受けます」

Q.普段はどのような内容の漫画を描きますか。

せるこさん「音楽やライブのあるあるネタ、自虐ネタなど日常ネタが多いです。読者からは『ほんわかしてる』と言っていただけます」

Q.この漫画を描いたきっかけは何だったのですか。

せるこさん「私自身が、うつで苦しんでいた際に『同じ感覚の人もいるんだ』と知って安心したことを思い出したからです。漫画にも描きましたが、当時は自分が感じた『衝動的に死にたい感覚』を周りの人に分かってもらえず、怒られたのでショックでした。衝動的に死にたい感覚について、少しでも世の中に広まれば救われる人もいるのでは、と描きました」

Q.これまで、読者からどんな意見が寄せられていますか。

せるこさん「共感の声が圧倒的に多いです。皆さん大変なようで『本当にみんなにいいことあればいいのに…』と思っています。漫画の中で、登場人物のテンションの高さに突っ込んでもらえることもあり、とてもうれしいです」

Q.今後の目標はありますか。

せるこさん「多くの人に知ってもらうことですね。少しでも『クスッ』と笑えたり、心が軽くなったりするようなイラストや漫画を描いていきたいです」

(報道チーム)

【漫画】本編を読む

画像ギャラリー

1 2

せるこ

兼業イラストレーター

石川県出身の28歳。現在、大阪を中心に活動する。2013年からインターネット上で漫画を発表、2018年4月から本格的に漫画を描き始める。音楽系のほか、自虐ネタなどの日常をテーマとした作品をメインに手掛ける。せるこ公式ツイッター(https://twitter.com/seruko)。

コメント

12件のコメント

  1. 皆さん、一緒なんですね٩(^‿^)۶通勤電車に飛び込もうか?イヤイヤ、通勤客の皆様に迷惑かかるし、他にも諸々迷惑かかるし!猫のゴハンあるし!海外ドラマ続き気になるし!ゲームまだクリアしてないし!コレで30年近く保たせてます。病院は行ってますよ〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

  2. 死にたいと思う頻度を死にたいと思う程度と誤解させる記事

  3. 読んでてすぐに、暇な女の小遣い稼ぎのエッセイ漫画(?)と分かったよ。
    ライトな人生から出てきた言葉は全く響かんね。
    主婦に収まって己のプライドを保ちつつ社会から公然と一線を引くことに成功して、もて余した時間で向上心のない絵を書き散らして一山当てられたらいいと考える有象無象の怠惰な女の一人だろ。

    • さんばさん> ライトな人生?他人の人生を勝手にライトだと思い込めるほどあなたは人生経験浅いんですか…?違いますよね。あなたもなにか嫌なことがあって、八つ当たりしているだけですね?私はふと死にたくなる感覚わかります。元気な時こそ、いつこの身近な自殺願望に殺されるのかビクビクしながら生きています。あなたのコメントのような雑な発言に、少なくとも記事を書いた方は傷つくということを考えて発言したほうがいいです。あなたが八つ当たりせずいられるほど、元気になるよう思っています。

  4. うわっ、わかる!鬱じゃないけど、唐揚げかうみたいな「死にたいな」って気持ち。一般人なら誰でも持っていると思っていた!心療内科いったほうがいいんだ。私は、「ああ、まだ家の片付けしていない!私が死んだらみんなが家に入って来る!恥ずかしい!」と思って踏みとどまっています。家片付け終わったら、死ねるかな?

  5. よーくわかる。「あー、死にたい」は「あっ、あれ食べたいな」に近い。死にたいが強くなると、口癖のように(しかも無意識に)「死にたい」とつぶやいてる。それは、好物が食べたいけど食べられない、食べたくて仕方がないとき「〇〇食べたい・・・食べたい・・・」とつぶやくのによく似ている気がする。
    そしてやっかいなことに、自分が異常だと全く気付かないのだ。

  6. 躁鬱病です。全くその通りに感じてます。コンビニの唐揚げ食べたい。でも、両方面倒だから諦めたりする。あ、薬が切れてるなって、自分を戒める。この、唐揚げに近い感覚は当人にしか分からないんだろうなー。
    そっかー、(本物の)唐揚げ食べる?って言ってもらえると気が紛れる。副作用で太るけど(´∀`*)

  7. 死にたいって息をするように出てくる。うっかり人前で言うと、生きたくても生きられない人がいるのに!とか、ろくに苦労もしたことないくせに!とか説教されて余計死にたくなるけど。
    小3で自殺未遂始めてから毎日だから、もう自分の細胞ひとつひとつに「死にたい」が刻まれてるのかも。でも死にきれない辺りが情けない。。
    本当に死ぬときまで、唐揚げ食べたいのように死にたいを呟き続けるのかな。

  8. え、こういう死にたい感覚って普通じゃないの?
    当たり前に毎日感じてるけど。生きるって面倒だし、死ぬってのも面倒だよね。

  9. すごくわかる。高い建物の中で窓際とかから外の景色見えたとき、か「あ、この高さ死ねるんじゃね?死んでみようかな」っていつも考えてた。今でもたまに考えるけど。
    あの頃はほんと辛かった、毎日死ぬことばっか考えてた

  10. 本当に自殺を考えたことある人じゃないとわからんだろうな。
    こち亀の作者のまず生きるモードに切り替えるなんて浅い言葉に賛同してる連中にはわからないだろう。

  11. 私もよく思います。
    最近は薬飲んでないし、通院もしていないですが、個人的には、「後のこととかどうでもいいし。知らん。」と思い始めたらヤバいと思ってます。
    後、知人の発言は少なくとも私にはNGです。
    知人だろうが、身内だろうがあの様な言い方をされると売り言葉に買い言葉で、「じゃあ実行したらお前は納得するのか?」って感じでやってしまうと思います。