猛威振るう「インフルエンザ」、遅い流行の影響は?
ワクチン価格は高騰、自治体などに確認を
また、インフルエンザワクチンは毎年、流行するウイルス(A型、B型)を予測した上で作られています。昨シーズンまでは「A型」2種と「B型」1種に対応した「3価ワクチン」でしたが、今シーズンからは新たに「B型」1種を加えた「4価ワクチン」に改良されています。4価ワクチンは、A型とB型どちらのウイルスがはやった場合にも有効で、接種によって予防できる範囲が広がっています。2009年に大流行した新型インフルエンザにも効果があるとされていますが、友利さんは「原価が高いので、接種費用が少し高くなった」と話します。
ワクチンの相場はこれまで2000~4000円でしたが、この冬は1.5倍ほどに高騰しているとされます。インフルエンザのワクチン接種は保険がきかない「自由診療」。医療機関によっても価格は大きく違うといいます。
それでも、自治体や勤務先によっては補助金が出ることもあるため、接種の前に一度確認するのがよいそうです。
(オトナンサー編集部)
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