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40代、最近の忘年会に「あいつが顔を出さなくなった」理由

「昔の友人」と付き合っているだけ?

 それでも会社員の場合、大企業の看板があれば、それほど引け目を感じることはないようですが、出向や転籍で看板の「名前」が変わったり、経営者が事業の失敗などを理由に自信をなくしたりすると、同級生との違いを目の当たりにするのがつらくなるのでしょう。しかし、ファイナンシャルプランナー(FP)という職務上、多くの方の年収や収支状況についての情報を得ますが、実際はそれほどの差がありません。

 一見、周りがうらやむような社会的地位を得ていても、40代は教育費や住宅ローンなどで収入と支出のバランスが厳しい方が多く、多くの場合「実体は大変」であり、隣の芝生が青く見えるだけでそれぞれに苦労があるのです。そして、たとえ本人が「俺だけ負け組だ」と気にしていても、たいていの場合、周りは何とも思っていません。

 当たり前の話ですが、学生時代の友人は社会に出てからの「○○株式会社のAさん」を意識しているのではなく、昔からの友人である「ただのA」と付き合っているだけです。当の本人が何となく負い目を感じ、そのような場を避けているだけ。また逆に「大成功」したがゆえに昔からの友人を避けるケースもあります。よく聞くのは、友人からの借金の申し入れや、「自分を雇ってほしい」という依頼など、友達同士の気安さから来る「お願い事」に嫌な思いをするケースが多いようです。

「本当の友人は学生時代にしかできない」

 社会に出ればどんな関係にも利害が絡み、ホンネを言い合える友人関係は学生時代にしか培われないと言われますが10年、20年たてば、それぞれの立場も価値観も変わります。下であっても上であっても、仲間の“平均値”から大きく外れた場合、このような場は何とも居心地が悪いでしょう。最近、顔を出さない友人にも何か理由があるのでしょうが、あまり詮索しないのが「本当の友人」なのかもしれません。

(株式会社あおばコンサルティング代表取締役 加藤圭祐)

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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