成人誌を規制するよりも「週刊大衆の中吊りをなんとかして!」の声に公式ツイッターが反応、その内容は?
コンビニにおける成人誌の規制がニュースとなりましたが、これに関連して「週刊大衆」公式ツイッターの投稿がSNS上で話題となっています。その内容とは――。

コンビニエンスストアのミニストップが11月21日、千葉市内43店舗における「成人誌」の取り扱いを12月から中止すると発表。2018年1月からは、全国2245店舗(10月末現在)に広げる予定といいます。「成人誌があると店に入りにくい」といった声に対応するためのものですが、ネット上を中心に賛否両論が飛び交っているようです。
2015年4月に止めているはずが…
一方、この問題に絡んで、「週刊大衆」(双葉社)の公式ツイッターの投稿がSNS上で大きな話題となっています。その投稿は次のような内容です。
「エロ本規制の話になると『それより週刊大衆の車内中吊り広告をなんとかして!』というツイートを見かけます。弊誌では掲出を2015年4月から止めておりますので、永らく幻影を気にかけていただいているのか、と、複雑な気持ちになります」
これに対して「広告出さなくても見てもらってる、すごい!」「この週刊大衆の中吊り広告も、多くの人の『記憶』に残っている、という点では優れた広告だったのかもしれない…」「なんか週刊大衆だけが悪者扱いされてる感じ…。他にも過激なのあると思いますが…」などの声が上がっており、11月27日午後4時半現在「リツイート」「いいね」ともに1万4000件を超えています。
「週刊大衆」編集部の担当者によると、2015年4月に中吊り広告を止めて以降、今回のニュース以前も「『週刊大衆』の中吊り広告をどうにかしてほしい」という意見がSNS上で見られたとのこと。しかし、ニュースをきっかけとして、この投稿に至ったといいます。中吊りは少なくとも20年以上続いたそうですが、公式ツイッターは2015年4月、「将来的には、先日発表された『週刊アスキー』のように、『週刊大衆』も紙媒体でなくなる日がくるのかもしれません。それでも、私たちは姿かたちを変えてでも、読者の皆さまがいる限り『週刊大衆』を作り続けたいと思います」などとツイートし、中吊りを止めることを報告していました。
「この週刊大衆の中吊り広告も、多くの人の『記憶』に残っている、という点では優れた広告だったのかも」などの声を、担当者はどのように受け止めているのでしょうか。
「週刊大衆の中吊りを楽しみにしてくれていた人や、かたや、なくなってせいせいとしている人がいて、さまざまな意見があるのは当然ではないでしょうか。それが良い社会だと思います。今回の投稿が大きな話題になり、関心の高さを知ることができました。否定的意見も含めてありがたいことですね」
(オトナンサー編集部)
コメント