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LINEを使った虚偽の告白「ウソ告」が大流行…専門家「本当の告白が怖くなる」と警鐘

「これをやって大丈夫か」という感覚

Q.学校や保護者、周囲の大人はどのような指導や対策を行うべきでしょうか。

石川さん「SNS上での問題行動を防ぐためには、『これをやったらどうなるか』といった具体的な教育をすることが大切です。たとえば、SNSで何か言ったりやったりするとログが残ります。ログとは、物事が発生した日時や内容の履歴のことで、要は自分のやったことが記録されているわけです。後から『こんなことしていない』という言い訳はできませんし、自分のやったことの記録が将来的にずっと残る。だからSNS上で何か言うときや、やるときは『これをやって将来的に大丈夫か』としっかり考えさせることが大切なのです。被害に遭った場合も、記録をもとに誰かに相談しましょう。『ひどいことをされた』という証拠があるのですから、きちんと被害を訴え、解決の方法を探ってください。LINEには『通報』や『問題報告フォーム』というものがあります。誰かに嫌がらせなどを受けた場合、LINE社に通報し、トークの履歴などを提供すれば対処してもらうことができます。こうした情報をしっかりと伝えることで、子ども自身に自分の行動について考えさせてください。『これをやったらどうなるか』を正しく理解できれば、問題行動の防止につながるはずです」

(オトナンサー編集部)

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石川結貴(いしかわ・ゆうき)

作家・ジャーナリスト

家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用などをテーマに豊富な取材実績を持つ。短編小説集「小さな花が咲いた日」は7年連続で中学・高校入試問題に採用されている。最新刊「ルポ 居所不明児童~消えた子どもたち」では、児童虐待や貧困問題を抱えたまま放置される子どもの現状を報告した。出版以外にも新聞、雑誌への寄稿、「あさイチ」「報道ステーション」など数多くのテレビ番組に出演。2013年には「第61回日本PTA全国研究大会」の講演者に選出された。2015年、全国各地方紙(時事通信社配信)で教育特集記事「子どもとスマホ」を連載。

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