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板野友美、3rd写真集は芸能生活「新章」の幕開け

元AKB48の肩書きは「うれしい」

 秋葉原はその昔、電気街として全国に名をとどろかせていましたが、電気街の主役がパソコンになり、やがてゲームやアニメ、メイドカフェなどが進出し、AKB48劇場ができる頃には「オタクの街」となっていました(電気街だった昔から「オタクの街」ではあるのですが)。

 AKB48も、そんなオタクカルチャーの代名詞的存在の一つとなり、板野さんのように「歌って踊れるアーティストになりたい」、あるいは「女優になりたい」といった夢を持って入ってきた女の子にとっては、ちょっとつらい面も多かったのかもしれません。事実、板野さんも前述の取材時には、アイドル時代を振り返ってそのようなニュアンスの発言をしていた記憶があります。

 しかし、板野さんは8月27日に行われた写真集の記念イベントで報道陣に、「元AKB48」という肩書きについて、嫌だとは思わないし、うれしいと明言しました。卒業して4年、グループにいてはわからないさまざまなことを経験し、人間的にひと回りもふた回りも大きくなって、そして歩んできた道を振り返ったときに、AKB48にいたということの大きさを実感したのではないでしょうか。

 さて、大人の女性といえば気になるのは……。私が板野さんから話を聞いた2年前には、ドキドキする恋愛ではなく、落ち着いた恋愛をしたいと話していました。あまりいろいろな人と恋愛しないほうが、純粋な恋愛をしたまま結婚できるのかなとも。そして今回のイベントでも、まだ恋人はおらず、30代でできていればよい、運命があると思うので待ち続けると話していたようです。

 その前に、今はまだ仕事とのこと。やはり“芸能人”としての板野友美の、新たな章が幕を開けそうです。

(ライター、フォトグラファー 志和浩司)

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志和浩司(しわ・こうじ)

ライター、フォトグラファー

1980年代にカメラマンとしてデビュー。90年代から各種紙媒体の編集に携わり、その後、モバイルサイトを経て新聞や雑誌、ウェブメディアなどでエンタメを中心に取材。CBCラジオ「丹野みどりのよりどりっ!」などのラジオ、テレビ番組出演も多数。芸能分野ではアイドルから演歌歌手、スポーツ選手までを幅広くインタビューしている。

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