オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

相手の発言を遮る会話泥棒 リモート下は「リモハラ」に気を付けろ!

聞き上手は深い部分を気付かせる

 職場における不満には、さまざまな要因があります。「自分が本当にやりたい仕事は何なのか」という漠然とした不安や家庭の問題が仕事に影響を及ぼしているケースもあるでしょう。

「このようなとき、『あなたの気持ち分かる』『だよね、だよね』と結論が出てしまうと、本当に言いたかった大事な部分、深い部分に話が広がらなくなってしまうのです。ここであなたの友人・知人の中で『聞き上手だな』と思う人を思い浮かべてみてください。その人と話すと『自分でも気付かなかった不満や問題に気付けた』『自分が何に悩んでいるのか頭の中を整理できた』なんて経験があると思います」

「そうです。これが話し手の本当に言いたかったこと、心の深い部分にあることを引き出してくれる『聞き上手の力』です。だからこそ、聞き上手になるためには簡単に分かってはいけない。『だよね、だよね』で終わってはいけない。つまり、同情する共感は不要。『同情するなら金をくれ!』ってことなんです。金をくれは冗談です。寒くなったらすみません」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの人はコミュニケーションの難しさを知ることとなりました。対面ではないので細かなニュアンスが伝わりにくいためです。ほんのささいなことが火種となり、トラブルへと発展するリモハラのリスクを秘めています。このようなときには誰もが聞き役になり、相手の心を読み解く姿勢が何よりも大切です。

(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

1 2

尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家 尾藤克之

コラムニスト、著述家。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。代表作として『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など21冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も絶賛公開中。

尾藤克之(びとう・かつゆき) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

ライフ 最新記事

ライフの記事もっと見る

コメント