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ネット通販で「年間10万円」の差!  知られざる“裏技”とは 得する人&損する人を分ける“3つの鉄則”

ネット通販で賢く買い物をするコツについて、流通に詳しい専門家が解説します。

ネット通販で賢く買い物をするコツは?(画像はイメージ)
ネット通販で賢く買い物をするコツは?(画像はイメージ)

 物価が上がり続ける今、日々の買い物の積み重ねが家計に与える影響は想像以上に大きくなっています。ネットショッピングは便利ですが、実は「ルール」があるのをご存じでしょうか。

 同じ商品を買っているのに、「知っている人」と「知らない人」で年間10万円以上の差が出るケースも珍しくありません。

 今回は、ネットショップの運営やデータ分析を通じて、数多くの購買行動を見てきた立場から、私自身がネット通販での買い物時に実践している3つのルールをお伝えします。

ルール1:急ぎでないものは「待機」で好機を待つ

 私が徹底しているのは、「急ぎで必要じゃない物はすぐに買わない」ということです。コツは、欲しいものをすぐ買わずにカートやお気に入りに入れ、価格変動を観察する「リスト化」です。私は常時30〜50件ほどため込み、底値や高還元のタイミングを狙い撃ちします。同じ商品でも、セール期を待てば10〜50%オフやポイント10倍以上も珍しくありません。

 特に「楽天スーパーSALE」のような大型キャンペーン時は出店者の値引き競争も激化するため、絶好の買い時です。「待つ」という一手間だけで、1回数千円から1万円程度の差がつくことも。衝動買いを抑え、買うタイミングを見極める力こそ、家計を守る最強の節約術です。

ルール2:「値引き・ポイント・送料」の3軸で考える

 ネット通販で「本当に得か」を判断するには、表示価格だけを見るのはNGです。損をしない鉄則は、「(商品価格+送料)-(ポイント+クーポン)=実質価格」という式で考えること。条件全体を俯瞰(ふかん)する習慣が、節約の精度を劇的に高めます。これらを重ねると実質還元率が20%を超えることも珍しくありません。

 特に楽天市場のようなモールでは、次の3軸を組み合わせた「ポイント還元率の最大化」が鍵となります。ただし、各キャンペーンには上限や適用条件があります。

■買い回りイベント
「最大10倍」などのイベントは、複数店舗で買うほど還元率が上がります。

■イベントデー
「5と0のつく日」などのボーナス日。

■SPU(スーパーポイントアップ)
楽天サービスの利用による基本倍率。

 また、「あえてカートに入れっぱなしにする」という裏技も有効です。店舗側が「カートに入れたまま購入していない人」に向けて限定クーポンを発行することがあるため、少し待つだけでより安く買えるチャンスが生まれます。

 最後に注意したいのが「送料」です。商品価格が安くても送料を含めると割高になるケースは多々あります。「送料込みの総額」で判断することを徹底しましょう。この「条件全体を見る」視点こそが、失敗しない買い物の要です。

ルール3:モールごとの特性を理解する

 楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなど、1つの通販サイト上に多数のショップや商品が集まるモール型のプラットフォームは似ているようで、実は「得意な買い方」が全く違います。大切なのは「どこで買うか」という固定観念を捨て、「自分はどう買いたいか」で選ぶこと。一つの場所に縛られず、それぞれのプラットフォームが持つ最大のメリットをその都度選び取るというこの「使い分けの柔軟さ」こそが、損をしない賢い買い物客の基本です。

■楽天市場:ポイントをためながら、計画的に買い物をしたい人向き
楽天市場の真骨頂は、複数のショップで買い回ることで還元率が倍増する仕組みです。楽天カードを軸にSPU(スーパーポイントアップ)を底上げし、「お買い物マラソン」などの期間に生活費をまとめ買いするのが節約の鉄則です。獲得したポイントを次回の支払いに充てても還元対象となるため、使えば使うほど得する「好循環」がつくれます。

経済圏をフル活用して生活費を集約できる人にとっては、年間で最も大きなリターンを狙える最強の市場です。

■Amazon:早く迷わず買いたい、スピードを重視したい人向き
圧倒的な「配送スピード」と「利便性」が魅力です。複雑なキャンペーンを追う必要はなく、プライム会員なら配送料や日時指定が無料です。さらに「定期おトク便」を活用すれば、日用品を買いに行く手間を省きつつ、安定した割引価格で購入できます。ポイントの計算に時間を割きたくない、とにかく早く、シンプルに安く買いたいという「時間節約型」のユーザーにとって、最もスマートなプラットフォームです。

■Yahoo!ショッピング:PayPay経済圏を活用する人向き
ソフトバンクユーザーなら専用クーポンなどで還元率が激増します。注目は「ZOZOTOWN Yahoo!店」で、モール独自のキャンペーンと併用すれば実質価格を圧倒的に抑えられます。

さらに、支払いにPayPayポイントを使っても還元対象になるため、ポイントを回すほどお得です。常に「ポイント還元後の実質価格」で比較し、キャンペーンをルーティン化すれば、年間で万単位の節約も期待できる“攻め”のプラットフォームです。

【画像で見る】「えっ…」 これが「ネット通販」で得する人&損する人を分ける“3つの鉄則”です!

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泉辰徳(いずみ・たつのり)

「六次元」社長

1981年大阪府生まれ。「六次元」社長。「ECの可能性を最大化させること」を信条に、EC支援の現場において“売れる仕組み”の再現性を実走。楽天、Googleでの経験を基に、戦略設計から、運用・改善など実務や実行支援まで行うことを強みとし、数多くの構築・再生を手がける。主な提供サービスは、企業のEC事業の支える伴走型支援「EC店長→(EC店長NEXT)」。また、ECのイロハを学べる教育事業「ECan(イーキャン)」にも力を入れている。三児の父として育児にも本気で挑む“育児会のパワープレイヤー”の顔も。

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