オトナンサー|暮らしに役立つライフスタイルメディア

  • HOME
  • 豪華だけど簡単! 誰でも作れる「おもてなしサラダ」レシピ

豪華だけど簡単! 誰でも作れる「おもてなしサラダ」レシピ

普段は、メインディッシュを引き立てる脇役的な存在の「サラダ」。しかし、工夫次第では、パーティー用などの「おもてなしサラダ」に生まれ変わります。今回は、そのためのコツとレシピをご紹介します。

豪華な「おもてなしサラダ」を作るコツとは

【ポイント1】豪華に見える食材を使う

 メニューの中では、どうしても脇役的なポジションになりがちな「サラダ」ですが、ホームパーティーなどのシーンでは、サラダにこだわりが見えるだけで、一気におもてなしムードが高まります。

 今回は、普段は脇役のサラダを、おもてなしに映える豪華なサラダにバージョンアップするコツとレシピをご紹介します。

 まず、普段のサラダを「おもてなしサラダ」にバージョンアップするために大切なのは、食材選びです。お客さまがどんなものを喜ぶかがポイントになります。

【少し値の張る食材をプラスする】

 脇役として登場するサラダでは使わない、やや高価な食材はそれだけで特別感が感じられます。

 たとえば「鯛のお刺身をマリネ風に」「ムール貝の酒蒸しを添える」「ローストビーフを少量使う」など、メイン料理になりうる存在感のものを使えば、サラダが豪華になること間違いなしです。

【珍しい食材をプラスする】

 高価ではなくても、普段はあまり使わない、珍しいものを使ってもインパクトがあり、呼ばれた側はうれしいものです。その珍しさが、サラダを豪華に見せるための一つの要素になるとも言えます。

 たとえば、トッピングにカッテージチーズを使ったり、イクラをのせたり、海ブドウやオリーブの実を用いたりしてもよいでしょう。トッピングには、少し塩分のあるものや、食感や香りが楽しめるものを使うと、普段と違ったニュアンスが楽しめます。

 ランプフィッシュキャビアをご存じでしょうか。いわゆる「偽キャビア」で、キャビアとよく似ていることから、回転寿司などでも出されますが、50グラム500円ほどの瓶詰めが輸入食材店などで販売されており、価格は本物の10分の1。これらの食材を利用するのもオススメです。

【主役の野菜を少し変えてみる】

 これはささやかな工夫ですが、普段のサラダに使う野菜を“プチチェンジ”するのも効果があります。

 たとえば「レタスをフリルレタスに変える」。これだけで、とてもおいしそうに感じることでしょう。クリスマスに流行したリースサラダにも使われていました。

 ほかにも、トマトを色とりどりのフルーツトマトに変えたり、タマネギを紫タマネギに変えたりすることで簡単に「いつもと違う」感を演出できます。

【ポイント2】彩りを豊かにする

 きれいな彩りは普段の食事でも大切ですが、「おもてなし」には欠かせません。

 お客さまには、視覚的な第一印象で満足してもらいたいもの。しかし、決してカラフルである必要はありません。2~3色でも品良く、食欲をそそる色でまとめれば、センスあふれる仕上がりになります。

 ヒントとして、「おもてなしサラダ」に使えそうな食材を色別にまとめました。

 まだまだありますが、これらをバランスよく配分し、仕上がりを想像しながら組み合わせることが「おもてなしサラダ」への大事なステップです。

【ポイント3】マリネ液を活用する

 おもてなしサラダであっても、時間を極力かけないことが、実は大切です。

 ホームパーティーはもちろん、ちょっとした来客の場合も、やはりメインの料理に時間がかかるもの。サラダを手早く作ることは、その日の成功の秘訣とも言えるのです。

 そのためには、ちょっとした食材のグレードアップや組み合わせの工夫で、簡単に手早く作ることがカギとなります。冷蔵庫で冷やしておける、マリネ液に漬け込むサラダにすると、調理台周辺が散らかることなく時短にもなります。

【ポイント4】盛り付けと食べ方のアレンジ

 おもてなしにおいては、視覚から興味を持ってもらうための色彩とともに、盛り付けも重要なポイントです。盛り付ける際は以下のことに気をつけましょう。

・食器とのコーディネート

・盛りすぎない

・バランスの良い彩りと配置 

 また、食べ方にひと工夫をすると「特別感」が出ます。

 たとえば、ドレッシングを数種類、小鉢に入れて添え、選んでかけてもらうなどの簡単なことでも大丈夫です。スティック野菜を、バーニャカウダーソースやアボカドディップソースをつけて食べてもらったり、スパイシーなサラダを市販のタコシェルにのせてメキシコ風に演出したりと、パーティー風の食べ方にするのもよいでしょう。

 次項では、誰でも簡単に作れる豪華「おもてなしサラダ」のレシピをご紹介します。

【レシピ1】タコとサーモンのマリネサラダ

 たくさんの野菜と数種類のお刺身をマリネ液に漬け込んだサラダは、おもてなしサラダの王道で、間違いなく豪華に見える一品です。とりわけ、メインに肉料理を用意した場合に映えるメニューと言えるでしょう。

【材料(6人分)】

・タコとサーモンのお刺身…サーモンはサクで購入し、薄く岩塩とブラックペッパー、ひとつまみの砂糖を擦りこみ、キッチンペーパーで包んでしばらく置くと、水分が抜けて身が締まります。タコも薄いそぎ切りにしておきます。

・タマネギ…半分。薄くスライスして水にさらしておきます。

・セロリ…1本。できるだけ薄い斜め切りにしてタマネギと一緒に水にさらします。

・パプリカ(黄)…1個。縦に割って種を取り、できるだけ薄く千切りにします。

・その他の野菜…ラディッシュやズッキーニなどがあれば、薄くスライスして使うとよく合います。

・マリネ液…酢大さじ3、砂糖小さじ1.5、クレイジーソルト(塩でも可)小さじ2、レモン汁小さじ2、ガーリック(すりおろしたもの)小さじ2を混ぜ合わせ、あればハーブ(ディル、タイム、バジルなど)を加えると香りが増します。

・オリーブオイル(できればエキストラバージンオイル)…大さじ2

【作り方】

1.マリネ液を作り、水分をしっかり絞った玉ねぎとセロリ、パプリカなどの野菜と、そぎ切りにしたタコを漬け込み、冷蔵庫で少し寝かせます。

2.サーモンは一緒に漬け込むと表面が白く変色してしまいます。きれいな赤色を生かすために、盛り付けの際にそぎ切りにしてのせます。

3.盛り付ける直前にオリーブオイルを回しかけて和えます。後からかけることで、マリネ液が白く濁ること(乳化)を防げます。

【豪華ポイント】

 色のきれいなサーモンのお刺身が入るだけで豪華に見えます。

【アレンジ編】

 タイやホタテなどを加えると、より豪華になります。タイやホタテも最初からマリネ液に漬け込んでおきます。手巻き用のりに白飯とマリネをのせて巻くと、マリネ液で白飯が酢飯になり、手巻寿司のような味を楽しめます。ワサビ醤油をつけて食べます。

【レシピ2】豆腐とアボカドのサラダ~イクラ添え

 豆腐を使った、和食にも合うヘルシーサラダです。盛り付けるお皿次第で洋食にも合います。

【材料(6人分)】

・絹ごし豆腐…1丁。ペーパータオルに包んで30分ほど放置して水分を切り、1センチ角に切っておきます。

・アボカド…1個。皮をむいて種を取り、1センチ角に切ったら、変色しないようレモン汁大さじ1をかけておきます。

・ブロッコリースプラウト…半パック。3センチほどに切っておきます(カイワレダイコンでも可ですが、ブロッコリースプラウトのほうが見た目が繊細でおもてなし向き)。

・イクラ…50グラム

・きざみのり…適量

・ロメインレタス…数枚

・ドレッシング…酢大さじ2、しょう油大さじ1、塩少々、練りワサビ小さじ1~2(お好みで)、オリーブオイル大さじ4

【作り方】

1.器にロメインレタスを敷き、下準備をした絹ごし豆腐、アボカド、ブロッコリースプラウトを混ぜ合わせて入れ、上からイクラを散らして冷蔵庫に入れます。ブロッコリースプラウウトの一部はイクラと一緒に後のせしてもオーケーです。

2.ドレッシングを混ぜ合わせて食べる直前にかけ、きざみのりをのせます。アボカドの緑と豆腐の白にイクラの赤がポイントとなり、見た目に美しく、ワサビ醤油味のドレッシングが味の決め手となります。

【豪華ポイント】

 イクラはあでやかな光沢があるため、宝石のように美しく、かわいらしい仕上がりになります。

【アレンジ編】

 アボカドと相性の良いマグロを加えると、ボリュームのあるおかずサラダになります。豆腐を1センチ角に切った長芋に変えても、ワサビ醤油ドレッシングによく合います。輪切りにしたレモンをのせてもきれいです。

【時短アレンジ】

 時間がない時は、市販ドレッシングに、ワサビと醤油を加えて混ぜ合わせれば代用できます。

【レシピ3】冷しゃぶサラダ

 お魚をメイン料理とした時や、献立のボリュームを増やしたい時には、お肉を使ったこのサラダが重宝します。

【材料(6人分)】

・豚バラ肉しゃぶしゃぶ用…400~500グラム。もっと少量でも可。

・海藻サラダの素…1袋。水につけて戻しておきます。

・キュウリ…1本。斜めに薄切りしたものを千切りにしておきます。

・ニンジン…半分。5センチくらいの千切りにします。

・白ネギ…15センチ。5センチくらいの千切りの白髪ネギにします。

・カイワレダイコン…1パック。半分に切っておきます。

・ロメインレタス…適量

・ドレッシング2種…ポン酢+柚子コショウ(チューブ)、ごまドレッシング+おろしニンニク+食べるラー油

【作り方】 

1.豚肉はお湯に数秒間くぐらせ、色が変わったらすぐ冷水にとっておきます。臭みが気になる方は熱湯に酒を少量入れるとよいでしょう。

2.千切りにした野菜と混ぜ合わせます。

3.ロメインレタス、豚肉と野菜をミックスしたもの、海藻を盛り付けます。

4.ドレッシングの材料を混ぜ合わせて2種類用意し、器に入れて添えます。このドレッシングが味の決め手となり、2種類添えることで味にバリエーションが生まれます。

【豪華ポイント】

 お肉が入るとメイン料理にも匹敵します。野菜のビタミン類と豚肉のたんぱく質、海草のミネラルなどの栄養素が豊富です。

【アレンジ編】 

 時間があれば、豚肉と野菜は混ぜずに、お肉で千切り野菜をロールしておくのもよいでしょう。豚肉を鶏胸肉の酒蒸しにもチェンジできます。

【レシピ4】トマトのサラダ、カッテージチーズ添え

 困った時のもう一品に。トマトがおいしく食べられる、超シンプル簡単サラダです。

【材料(6人分)】

・トマト…3~4個。5ミリくらいの輪切りスライスにします。

・タマネギ…半分。みじん切りにして水にさらし、辛みを抜いて絞っておきます。

・カッテージチーズ…120グラムくらい

・オリーブオイル、塩、ブラックペッパー…少々

・ランプフィッシュキャビア…少々

【作り方】

1.スライスしたトマトを平たいお皿に丸く敷きます。

2.トマトの上に、みじん切りにして絞ったタマネギをのせ、その上にざっくりとほぐしたカッテージチーズを散らしてのせます。

3.上から塩とブラックペッパー、オリーブオイルを回しかけ、入手できればランプフィッシュキャビアを、なければオリーブの実のスライスを散らします。

 さわやかなカッテージチーズの酸味とオリーブオイル、そして、ランプフィッシュキャビアの塩気でシンプルに食べられます。

【豪華ポイント】

 普段、あまり使わないカッテージチーズがトマトを変身させます。ランプフィッシュキャビアがあればパーティーのようになります。

【アレンジ編】

 耐熱容器を使います。カッテージチーズを、スライスしたモッツァレラチーズに変え、ブラックペッパーのホールとバジルの葉をのせてオーブントースターで焼くと、ピザ風の違ったメニューにもなります。

【レシピ5】ヤム・ウン・セン(タイ風春雨サラダ)

 エスニック風サラダも、ナンプラーがあれば簡単に作ることができます。ここでは、ヘルシーな春雨サラダをおもてなし用にします。

【材料(6人分)】

・緑豆春雨…50グラム。お湯で戻して食べられる柔らかにし、適当な長さに切っておきます。

・タマネギ…50グラム。繊維に沿って薄切りにして水にさらします。

・セロリ…1本。茎は5センチくらいの薄切りに、葉はざっくりとむしっておきます。

・トマト…1個。1センチくらいの角切りにします。

・キクラゲ…適量。お湯で戻して1口大に切ります。なくてもオーケー。

・豚ひき肉…100グラム。ゆでておきます。

・エビ…8尾。背ワタを取って殻をむき、さっとゆでて縦半分に切っておきます。

・レモン汁…大さじ2

・ナンプラー…大さじ2

・砂糖…小さじ1

・たかの爪…1~2本。小口切りにしておきます。辛さを抑えたい場合は種を取ります。

・パクチーまたはネギ…お好みの分量

【作り方】

1.レモン汁、ナンプラー、砂糖、たかの爪を混ぜ合わせてドレッシングを作ります。

2.下処理した上記の材料を混ぜ合わせ、食べる直前にドレッシングであえて盛り付けます。

3.パクチー、またはネギを上にのせます。

【豪華ポイント】

 大きめのエビを使うとより豪華になります。

【アレンジ編】

 ナンプラーは具材の増減によって調節しましょう。分量よりも多めのほうが味が締まります。盛り付けの横にくし型のレモンを添え、食べる時に絞るとさっぱりします。

まとめ

「魚介、豆腐、豚肉、トマト、エスニックという、5つの『おもてなしサラダ』をご紹介しましたが、どれも簡単に作れるものばかり。ちょっとしたコツで、豪華なおもてなし用に変化します。『いつもとどこか違う』という特別感が、おもてなしには必要かもしれません。おもてなしの日が素敵な一日になることを願います」(関口さん)

(オトナンサー編集部)

関口絢子(せきぐち・あやこ)

料理研究家・管理栄養士・インナービューティースペシャリスト

米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー。企業やウェブサイトなどの各種メディアで、レシピやコラム、企画提案などを行う。斬新なアイデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコーディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐にわたり活動。「毎日続けられること」をモットーに簡単・おいしい・おしゃれ、かつ美容と健康に直結したレシピを発信。自らの体調不良を食で克服した経験から執筆した著書「キレイになる!フェロモンレシピ」で「食から始めるアンチエイジング」をテーマに、女性が一生輝き続けるための食事法を紹介。セミナーや女性誌の特集で人気を集めている。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/ayako-sekiguchi/)。