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「お菓子」食べ過ぎが子どもの偏食生む、欲求抑える3つの方法

お菓子の欲求をコントロールするには?

 子どもの「お菓子を食べたい」という欲求をコントロールするための方法として、(1)おやつの時間を明確に決める(2)袋ごと出さない(容器ごと出さない)でお皿や器に分けて出す(3)要求に簡単に応じない、ということをお伝えしています。

 こう言うのは、時間を決めることでお菓子が食べられる時間が分かれば、欲求が過大にならないからです。お皿や器で出すことで親が量をコントロールしやすくなり、特定のメーカーのものしか食べられないということも防ぐことができます。欲求に簡単に応じてしまうと「騒げばお菓子をもらえるんだ!」と覚えてしまうので、それを防ぐことができます。

 また、「おなかがすいているからお菓子を要求するわけではない」と認識することも大切です。大人でも、暇だとなんとなくお菓子をつまみたくなる人も多いと思いますが、子どもも特にやることがなくて暇であれば、お菓子を食べたくなるものです。このようなことを意識しながら、お菓子の欲求をうまくコントロールすることで、偏食を改善しやすい状況をつくっていくことができます。

 最後に、お母さんの気持ちを代弁します。

 食事というのは毎日のことです。しかも、子どもの偏食と向き合うとなると、とても苦労も多く大変です。ぜひ、それをお母さん以外の多くの人にも知っていただきたいと思いますし、旦那さんであれば、「俺にできることはある?」などと協力を仰ぐ一言があるだけでも大変救われます。ぜひ、家族で協力し合いながら、子どもの食のサポートをしていただければと思います。

(日本会食恐怖症克服支援協会 山口健太)

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山口健太(やまぐち・けんた)

一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会代表理事

人前で食事ができない「会食恐怖症」の当事者経験から、食べる相手やコミュニケーションの違いによって食欲が増減することを実感。既存の「食べない子」への対処法に疑問を感じ、カウンセラーとして活動を開始。「食べない子」が変わるコミュニケーションノウハウの第一人者として、延べ1000人以上の相談を受ける。「楽しく食べられる」ようになる道筋を理論的に分かりやすく明示することで「食べない子」の問題を解決しながら、「食べない子」の親の肩の荷がおり、心が楽になるメソッドが特徴。カウンセリングや講演活動を通して「食べない子」に悩むお母さんや学校・保育園の先生などにメッセージを伝えている。著書に「食べない子が変わる魔法の言葉」(辰巳出版)。

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