ゴルフ初心者が心得ておくべき基本マナー
仕事の一環や健康維持などのためにゴルフをしている人、これからしようと考えている人は多いことでしょう。「紳士・淑女のスポーツ」であるゴルフは、スポーツの中でもとりわけマナーに気をつける必要があります。その基本編を紹介します。

接待や社内コンペなど、仕事の一環としてゴルフをしている(しなければならない)人は多いはず。英国発祥で、「紳士・淑女による大人のスポーツ」と言われるゴルフには、細かいマナーやしきたりがたくさんあるため、その基本は抑えておきましょう。
オトナンサー編集部では、NHKスペシャルドラマ「白州次郎」や大河ドラマなどのマナー指導を務め、28万部の著書「お仕事のマナーとコツ」などがある、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんに聞きました。
どんなスポーツよりも「気配り」が大切
1.服装
紳士・淑女のスポーツといわれるゴルフは、襟のないシャツやジーンズは禁止とされています。男性はポロシャツとスラックス、女性は、スカートやスラックスが一般的です。そして、季節に応じたブレザーを持参していると、いざというときに安心です。ブレザー着用が必須のクラブもあります。
2.あいさつ
初対面の人にも笑顔であいさつを交わすのが紳士・淑女。キャディーさんなどスタッフの方々にも、自分からあいさつすることを心がけます。客の立場でも、自分から心を開いてあいさつできる人は、心に余裕のある、素敵な人と評価されます。
3.素振り
素振りをするときは、周囲に人がいないかを必ず確認してから行います。この確認を行わないと大事故などにつながる可能性があります。何よりも安全第一を心がけましょう。ラフ(草が深いエリア)で素振りをする際は、草を刈り取らないように気をつけます。
マナーは物に対しても思いやりを持ち、丁寧に扱うことが必要です。この気持ちを意識することも大切です。また、草を刈り取ってしまうと、ラフの抵抗の度合いをテストする行為と見なされ、ペナルティーになる場合もあります。
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