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「三回忌」は何年後? 覚えておきたい法事の知識

地域や家族によって考え方は異なる

 遺族以外の人も、三回忌までは喪服で参列することで、故人と遺族に対する敬意を表現できます。それ以降も、「遺族でないからこそ、遺族以上に敬意を表すことが大切です」(西出さん)。しかし、遺族同士で「正式な喪服でなくてもよい」などと相互に了承されていれば、その限りではありません。

「一般的なマナーや慣習としての『型』はありますが、地域や家族によって、それぞれに考え方などが異なります。さらにそれぞれの状況や相手、立場、場所などに応じて、型を崩さねばならない事情があるかもしれません。大切なことは、一般に言われているマナーや慣習としての基本の型は知識として持っておき、そうするかどうかは状況などに応じて自由ということです。ただし周囲の人が不快に思わない配慮は必要。マナーの存在意義はお互いが心地良く、その場をスムーズに、良好な関係を生み出すことですから」(西出さん)

(オトナンサー編集部)

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント・美道家・ヒロコマナーグループ代表

大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。31歳でマナーの本場英国へ単身渡英。同国でビジネスパートナーと起業し、お互いをプラスに導くヒロコ流マナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナー研修やおもてなし、営業接客マナー研修、マナーコンサルティングなどを行い、ほかに類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績は、テレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」「龍馬伝」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」など、ドラマや映画、書籍でマナー指導・監修者としても活躍中。著書に、28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)「マンガでわかる! 社会人1年生のビジネスマナー」(ダイヤモンド社)「マナーコンサルタントがこっそり教える 実は恥ずかしい思い込みマナー」(PHP研究所)「運のいい人のマナー」(清流出版)など国内外で70冊以上。最新刊「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)が2018年5月19日に発売。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)、プレミアムマナーサロン(http://www.erh27.com)。

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