「三回忌」は何年後? 覚えておきたい法事の知識
地域や家族によって考え方は異なる
遺族以外の人も、三回忌までは喪服で参列することで、故人と遺族に対する敬意を表現できます。それ以降も、「遺族でないからこそ、遺族以上に敬意を表すことが大切です」(西出さん)。しかし、遺族同士で「正式な喪服でなくてもよい」などと相互に了承されていれば、その限りではありません。
「一般的なマナーや慣習としての『型』はありますが、地域や家族によって、それぞれに考え方などが異なります。さらにそれぞれの状況や相手、立場、場所などに応じて、型を崩さねばならない事情があるかもしれません。大切なことは、一般に言われているマナーや慣習としての基本の型は知識として持っておき、そうするかどうかは状況などに応じて自由ということです。ただし周囲の人が不快に思わない配慮は必要。マナーの存在意義はお互いが心地良く、その場をスムーズに、良好な関係を生み出すことですから」(西出さん)
(オトナンサー編集部)
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