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米国はクレジットカード社会、信用履歴「クレジットスコア」をアップさせるには?

クレジットカード社会の米国では、個人の信用履歴が数値化され、そのスコアが高いほどローン審査などが有利になるそうです。

クレジットスコアをアップさせるには?
クレジットスコアをアップさせるには?

 米国といえば、クレジットカード社会。クレジットカードを取り巻くシステムは、実は日本と米国で異なります。米国では、「クレジットヒストリー」という個人の信用履歴をクレジットスコアとして数値化し、管理しています。クレジットスコアが高ければ高いほど信用度が上がり、ローン審査が有利になるだけでなく、金利の優遇もあることをご存じでしょうか。

 今回は、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永(徳永怜一)さんに、クレジットカードの信用履歴をアップする方法について伺います。徳永さんは日本の大学を卒業後、単身渡米し、ルイジアナ州ニューオリンズのTulane University Law School(LLM)に留学。ニューヨークに拠点を移して法律事務所で7年間勤務し、米国現地企業や日系企業に対する法的助言や契約書などの作成を担当しました。現在は外資系IT企業に勤務しています。

クレジットヒストリーって何?

 日本でも個人番号ができましたが、米国ではずっと昔から、「ソーシャルセキュリティーナンバー」(SSN、社会保障番号)という番号が1人ずつ与えられています。クレジットヒストリー(信用履歴)はSSNにひも付けて管理されています。

「主にクレジットカードやローンの審査、賃貸物件の審査、時に入社時のバックグラウンドチェックにも利用されます。アメリカのクレジットヒストリーにはあらゆる情報が含まれていて、長い年月の支払い履歴が記録されています。その内容は、保有しているクレジットカード名(利用上限額と利用額、支払い履歴、保有期間)、車のローンや住宅ローンの借入額(返済額、ローン期間)、公共料金や家賃の支払い履歴など多岐にわたります」(徳永さん)

「私は最低数カ月に1度はクレジットヒストリーの詳細を取り寄せ、情報が正しいかチェックしています。これはとても大切なことで、もし情報が間違っている場合は信用情報機関に訂正を求めなければいけません。クレジットスコアは、クレジットヒストリーのあらゆる要素を考慮して、信用度を数値化したものです。最低300点、最高850点で算出され、一般的に700点以上あれば良しとされています」

 そういえば、6月初旬に、ヤフーが「Yahoo!スコア」を外部提供するというニュースがネットの一部をにぎわしました。これも、個人の信用スコアになります。日本ではまだ、信用スコアが一般的ではありませんが、米国ではどうなのでしょうか。

「私はアメリカで学生だった頃に初めてクレジットカードを作り、毎月必ず支払いをしていました。そのため、クレジットスコアが良好と判断され、車のローンを組んだときは、金利0%という驚きの条件を取ることができました。このように、経済的メリットを得ることもできるわけです」

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「3行で人を動かす文章術」(WAVE出版)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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