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捨てるのはもったいない! ミカンの「皮」が持つ驚異のパワーとは

冬の風物詩とも言えるミカン――。普段は捨ててしまうことも多い、その「皮」ですが、乾燥させて料理などに使うことで、ダイエットなどさまざまな効果が期待できます。


ミカンの皮が持つパワーとは…

 冬の食卓に欠かせない、日本の代表的な果物であるミカンですが、その皮が立派な薬膳の食材「食薬(しょくやく)」でもあることをご存じでしょうか。

 漢方美容家で韓方(はんばん)薬膳料理専門家の余慶尚美さんによると、食薬は薬膳用語の一つで、生薬の役割を兼ねた食材のこと。温州ミカンの皮を陰干しにし、カラカラに黒くなるまで乾燥させたものを「陳皮(ちんぴ)」といい、胃の働きを高めたり、せきを鎮めたりする効果があります。

 乾燥した今の季節は、ミカンの皮をザルに広げ、陰干しでカラカラになるまで乾燥させます。元々の量の2~3割程度まで乾燥させ、目安は皮が「ポキッ」と折れるようになるイメージです(ミカンは無農薬のものを推奨)。

料理やお茶、お風呂に利用できる

 こうしてでき上がった陳皮には、さまざまな利用法があります。

1.料理や薬膳茶に

 陳皮をフードプロセッサーなどで粉々にして、そばやうどん、みそ汁や煮物などの薬味や香り付けとして利用します。使いきれない場合も、密閉容器に入れておくと長期間保存できます。

 薬膳茶としては、プーアル茶などと一緒に小さじ1杯程度の陳皮を入れて約5分間蒸らします。ほのかな甘みと苦み、かんきつの香りで気持ちまでリフレッシュされるほか、血流改善や脂肪燃焼作用もあるため、ダイエット効果も期待できます。

2.お風呂に

 かんきつ類が持つ、さわやかな香り成分は「リモネン」「テルピネン」などを主成分とした精油で、毛細血管を広げ、血行を促進することで、体をより早く芯まで温めてくれる効果があります。血流を良くすることは手足の冷えや肩こり、筋肉のこわばりなどの改善につながります。

(オトナンサー編集部)

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余慶尚美(よけい・なおみ)

美容コンサルタント・韓方薬膳料理専門家

1970年鹿児島県生まれ。上智短期大学英語学科卒。広告代理店、外資系企業に勤務当時、自身が重い体調不良に悩んだことから、ココロとカラダの両面をケアする「巡り」に着目。2007年から、リンパドレナージュサロン「Flow」を経て、美巡和漢サロンを白金高輪で主宰。また、講演セミナーや執筆活動、美容や健康に関する製品・サービスの企画監修、プロデュースなどを手掛ける美容コンサルタントとしても幅広く活躍中。余慶尚美オフィシャルブログ「美巡ライフスタイル」(http://ameblo.jp/yokeinaoko)。