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美肌や冷え性にも効果! いま食べたい「桃」の驚くべきパワーとは【簡単レシピ付き】

夏が旬の「桃」には、冷房で冷えた体を温め、消化機能を活性化する働きがあるそうです。

薬膳では「温」の性質を持つ桃
薬膳では「温」の性質を持つ桃

 美容コンサルタントで韓方(はんばん)薬膳料理専門家の余慶尚美さんが、夏が旬の「桃」の健康・美容効果について解説します。

冷房で冷えた体を温める桃

体を潤す一品「桃モッツァレラ」
体を潤す一品「桃モッツァレラ」

 梅雨が過ぎ、暑い夏がやって来ました。夏はどうしても冷たいものが食べたくなります。水分と栄養がたっぷりの果物もおいしい季節です。

 薬膳では、食べ物が「寒」「涼」「平」「温」「熱」の5つに分類されています。果物はほとんどが「寒」か「涼」に属し、体を冷やす食材です。

 特に、旬を迎えるスイカやメロン、パパイヤは、薬膳では体を冷やす食べ物とされています。通年で出回っているバナナやグレープフルーツ、キウイフルーツも同様に、体を冷やす作用があります。

 夏はみずみずしい果物を欲するものですが、冷房の効いた部屋で「冷」や「涼」のものばかり食べていると、必要以上に体が冷えてしまうのです。

 そんな中で、今まさに旬を迎えた桃と、旬が終わろうとしているサクランボは、数少ない「温」に属する果物で、体を温める作用があるとされています。

 桃は体を温めるだけでなく、血行を促進して消化機能の働きを高めてくれます。また、体を潤す作用もあるので美肌作用が期待できます。夏の冷え性や乾燥肌に悩む方にぴったりな果物です。

 ちなみに、そのまま食材として食べることはありませんが、桃の種の中身は「桃仁(とうにん)」という生薬に使用されます。桃仁は血巡りを良くして、シミ・クマの改善や、女性ホルモンのバランスを整える働きがあるとされ、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」など、婦人科系の漢方薬に配合されていることが多いです。

 桃は、果物としても、生薬としても、女性の強い味方といえるでしょう。これから本格的な旬を迎える桃を楽しんでくださいね。

【簡単薬膳レシピ「桃モッツァレラ」】

 桃とモッツァレラチーズをスライスして、黒こしょう、オリーブオイルをかけるだけ。ちょっとおしゃれな前菜やサラダ代わりにお勧めです。桃とチーズには体を潤す作用があり、オリーブオイルは便秘解消に効果があります。

(文/構成・ライフスタイルチーム)

余慶尚美(よけい・なおみ)

美容コンサルタント・韓方薬膳料理専門家

1970年鹿児島県生まれ。上智短期大学英語学科卒。広告代理店、外資系企業に勤務当時、自身が重い体調不良に悩んだことから、ココロとカラダの両面をケアする「巡り」に着目。2007年から、リンパドレナージュサロン「Flow」を経て、美巡和漢サロンを白金高輪で主宰。また「毛髪診断士」や「漢方薬膳」の専門知識を生かし、講演セミナーや執筆活動、美容や健康に関する製品・サービスの企画監修、プロデュースなどを手掛ける美容コンサルタントとしても幅広く活躍中。毎日数時間、韓国ドラマに没頭するほどの韓国エンターテインメント通でもある。余慶尚美オフィシャルブログ「美巡ライフスタイル」(http://ameblo.jp/yokeinaoko)。

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