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東京都庁のレストランで飲み放題!? そのメニューを取材してみた

東京都庁第一本庁舎の向かい側、都議会議事堂1階にある「TOKYO都庁議事堂レストラン」。そこには一般人も利用できる、何ともおトクな飲み放題メニューがありました。

「TOKYO都庁議事堂レストラン」のエントランス

 超高層のツインタワーが目印の東京都庁第一本庁舎。その真向かいにある都議会議事堂の1階「TOKYO都庁議事堂レストラン」に、一般人も利用できる、リーズナブルな飲み放題メニューがあることをご存じでしょうか。

 飲み放題は「1時間600円」「2時間1200円」の2種類。午後5時から閉店時間の午後10時まで実施しており、お酒の種類は生ビールやワイン、ハイボール、梅酒、焼酎、日本酒、ソフトドリンクなど。1時間あたり300円を追加すれば「プレミアム飲み放題」として白州ハイボールや薩摩宝山(焼酎)、澤乃井(日本酒)なども楽しめます。

 この安さもさることながら、ありがたいのはラストオーダー時間がそれぞれ「60分前」「120分前」と、終了直前まで注文できること。30分前ラストオーダーのお店が多いなか、時間を目いっぱい使えるのはうれしいですね(ただし午後9時以降にスタートした場合は午後9時30分ラストオーダー、お通し代300円とワンオーダーが必要)。

近くのサラリーマンが多く利用する

都庁のツインタワーをイメージした「都庁フライタワー」

 食べ物のメニューは、店内の生けすからすくい上げた鮮魚を使ったお造りなど、和食が中心。その中にあってひと際、存在感を示しているのが、たくさんのイカリングとオニオンリングをツインタワーのように積み上げた「都庁フライタワー」(1010円)です。

 店長の篠和義さんはその人気ぶりについて「『都庁フライタワー』を目的に来店する人も多い」と話します。イカリングとオニオンリングが10個ずつで3~4人で食べるのが最適だそうです。ほかにも「伊豆諸島名物 明日葉の天ぷら」(480円)など、東京にちなんだリーズナブルなおつまみも充実、1400~2000円程度で十分満足できる内容です。

 篠さんによると、夜は都議会議員や都職員のほか、近隣オフィスビルのサラリーマンらが数多く利用するそう。午後5時以降の来店者は「ほぼ全員」飲み放題を利用しており、男性の団体客が多いようですよ。

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