若者にダジャレブーム到来!? 「とても好き」最多は20代
日本だじゃれ活用協会のアンケート調査で、ダジャレが最も好きな世代は20代だったことが分かりました。ひと昔前は、おじさんが好むものというイメージもあったダジャレですがなぜ今、若者の心をつかむのでしょうか。専門家に取材しました。

ダジャレ文化の啓発を行う、日本だじゃれ活用協会(川崎市)が10~60代の600人(各世代100人=男女50人ずつ)を対象に行ったアンケート調査で、ダジャレが「とても好き」と答えた世代は20代が最多で、40代の2倍だったことが分かりました。
NHK番組では10代女子の70%が「好き」
調査期間は11月30日~12月2日で回答項目は「とても好き」「やや好き」「あまり好きではない」「嫌い」の4つ。「とても好き」の割合が最も多かったのは20代(18%)でした。逆に最も低かったのは40代(9%)。「やや好き」を含む結果では、20代が67%、40代が55%でした。

同協会代表理事の鈴木英智佳(ひでちか)さんによると、若者たちにはそもそもダジャレ文化が存在しないため「かえって新鮮に響いている」といいます。教育コンサルタントとして、専門学校などで、ダジャレを使った授業も行う鈴木さんですが、そこでの反応も良いそうです。
今年4月に放送された、中高生向けの教育バラエティー番組「Rの法則」(NHK・Eテレ)でもダジャレが特集され、番組内のアンケートで10代女子の70%以上が「ダジャレが好き」と答えていました。
さらに下の小学生世代にも、国語の教科書や人気アニメ「妖怪ウォッチ」などを通してダジャレが好意的に受け止められているそう。鈴木さんは「言葉遊びでもあるダジャレは語彙力が増える世代に最適です」と指摘します。
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