今年の冬は鍋よりスイーツ!? 試してみたい日本酒の新たな“お供”
本格的な冬シーズン、日本酒を片手に鍋を楽しんでいる人も多いことでしょう。しかし、最近では「スイーツ」と一緒に日本酒を飲むことをPRしている会社もあります。その詳細を取材してみました。

冬は鍋のシーズン。日本酒を片手に舌鼓を打てば、身も心も温まり、冬の凍える寒さもかえってありがたく感じるものです。ところで、「スイーツ」を肴に日本酒を飲むことをPRしている企業があります。オトナンサー編集部では、日本酒製造大手の白鶴酒造(神戸市)に話を聞きました。
若い世代に少しでも日本酒の魅力を知ってもらおうと、これまでさまざまな提案を行ってきた同社。しかし、若者の酒離れは進む一方で、情報サイト「バザール」が今年10月に発表した実態調査によると、20代の約半数がお酒を「まったく飲まない」「ほとんど飲まない」と答えたほど。日本酒の主な消費者も60代以上とされており、業界全体が若年層の獲得に悩んでいるようです。
「大吟醸とチョコの苦さはとてもよく合う」
白鶴酒造では2006年から、東京・銀座の自社セミナースペース「GINZA STYLE」でセミナーを定期的に開催しており、あわせてスイーツに関するセミナーも行っていたといいます。そこで、お酒とスイーツの組み合わせを受講者に説明したところ、よい反応が返ってきたことがPRのきっかけとなったそう。「全く新しい切り口で飲み方提案を行うことが大切だと感じました」(広報担当者)。
同社が提案する組み合わせは以下の4つです。
1.マイルドタイプの日本酒×ショートケーキ
2.淡麗タイプの大吟醸×チョコレートケーキ
3.熱燗の日本酒×ロールケーキ/シュークリーム
4.スパークリングタイプの日本酒×チーズケーキ
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