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「赤血球」は多くてもダメ? 健康診断で「数値高い」と指摘されたら知っておきたい“意外なリスク”【医師解説】

健康診断で「赤血球の数値が高い」と診断された場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。弁護士に聞きました。

健康診断で「赤血球の数値が高い」と診断されたときの対処法は?(画像はイメージ)
健康診断で「赤血球の数値が高い」と診断されたときの対処法は?(画像はイメージ)

 人間が健康な生活を続ける上で、赤血球は体に不可欠な成分です。赤血球の数が少ないと体が疲れやすくなるとされています。一方、赤血球が多くても体に悪影響を及ぼす恐れがあるといいます。もし健康診断で「赤血球の数値が高い」と診断されたらどのように対処したらよいのでしょうか。筑波胃腸病院(茨城県つくば市)理事長で消化器外科専門医の鈴木隆二さんに聞きました。

喫煙が原因で赤血球が多くなることも

Q.そもそも、「赤血球」にはどのような役割があるのでしょうか。

鈴木さん「赤血球とは、体の中に酸素を運ぶ『運び屋』のような役割をしている血液の成分です。呼吸で取り込んだ酸素を、脳や心臓、筋肉など体のすみずみまで届けてくれる働きがあります。赤血球が元気に働くことで、私たちは普通に動いたり、考えたりするなど、疲れにくく生活することができます」

Q.健康診断で「赤血球の数値が高い」と指摘されることがありますが、この場合、どのような原因が考えられますか。どのように対処すればよいのでしょうか。

鈴木さん「赤血球の数値が高いということは、血液中の赤血球の数が多いということを意味します。この場合、血液がドロドロになり、血液の流れが悪くなりやすい状態です。原因としては、『水分不足(脱水)』『喫煙』『睡眠時無呼吸症候群』『呼吸器の病気』『(まれに)血液の病気』などが考えられます。

まずは、きちんと水分を取って再検査を受けるとともに、生活習慣を見直し
てください。また。必要に応じて詳しい検査を受け、『なぜ赤血球が多いのか』を調べることが大切です。原因に合わせて、医師が生活改善の提案や治療を行います」

Q.赤血球が高いと指摘されたにもかかわらず、放置した場合、どのようなリスクが生じる可能性があるのでしょうか。

鈴木さん「赤血球が多い状態が続くと、血液が流れにくくなり、『脳梗塞』『心筋梗塞』『血栓(血のかたまり)』『めまい』『頭痛』『しびれ』などの発症リスクが高くなることがあります。『症状がないから大丈夫』ではなく、体のサインとして受け止めることが大切です」

(オトナンサー編集部)

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鈴木隆二(すずき・りゅうじ)

筑波胃腸病院理事長、消化器外科専門医

聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医科大学消化器病センター助教を経て、筑波胃腸病院理事長に就任。日本消化器内視鏡学会専門医、日本外科学会専門医、茨城ヘルニア研究会世話人、麻酔科標榜医、産業医、難病指定医。筑波胃腸病院(https://www.tsukubaichou.com/)。

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