オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

冬に食べ過ぎると風邪をひきやすくなる? 体を冷やしてしまう食べ物の“特徴”とは【管理栄養士が解説】

食べ過ぎると体を冷やしてしまう食べ物について、管理栄養士に聞きました。

食べると体を冷やしてしまう食材とは?(画像はイメージ)
食べると体を冷やしてしまう食材とは?(画像はイメージ)

 寒さが厳しくなっていく冬は、できるだけ体が温まる食べ物を食べるのが望ましいでしょう。一方、食材の中には食べると体を冷やしてしまうものがあり、冬に食べ過ぎてしまうと風邪をひいてしまう可能性が考えられます。体を冷やしてしまう食べ物の特徴や摂取時の注意点などについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。

カフェインや糖分が高い食品は要注意

Q.そもそも、体を冷やしてしまう食べ物にはどのような特徴があるのでしょうか。

松田さん「体を冷やす食べ物には、『暑い地域で取れる』『地上で育つ』『柔らかい』『水っぽい』といった特徴があります。具体的には夏野菜などですね。カリウムという発汗作用や利尿作用がある成分が含まれており、水分を排出する際に体内の熱も出ていってしまうので、食べると体を冷やしやすくなります。

また、体を冷やす飲み物にはカフェインが含まれているというのが特徴です。血管の収縮による血流の悪化が手足の冷えにつながるのに加えて、利尿作用もあるので体が冷えやすくなります。糖分が高い食べ物や飲み物は、摂取したときに血糖値が急激に上昇して一時的に体温が上がるものの、血糖値が落ちたときに体温が下がって結果的に体を冷やしやすいので注意が必要です」

Q.冬に多く食べると体を冷やしてしまう食べ物について、注意点も含めて教えてください。

松田さん「代表的な食べ物は、キュウリやトマト、ナス、オクラ、トウモロコシなどの夏野菜のほか、オレンジやバナナなどの果物ですね。これらの食べ物にはカリウムが多く含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。

さらに、血糖値の変動が激しい白砂糖を使った菓子や白米、カフェインが含まれているコーヒーや緑茶などの飲み物も体温の低下を招きます。水分が多いダイコンや白菜なども体を冷やしやすいですが、ダイコンをおでんに入れたり、白菜を鍋に入れたりして温めて食べれば問題ありません」

Q.冬に体を冷やす食べ物を食べる場合、できるだけ体が冷えないようにする食べ方はあるのでしょうか。

松田さん「体を冷やす効果のある食材を冬に食べる場合は、カレーやシチュー、スープなどの温かい料理にしたり、漬物にしたりするのがお勧めです。さらに、ショウガやミョウガ、ネギ、ニンニクなどの体を温める食材と組み合わせて調理するのも良いでしょう。また、牛乳は体を冷やす効果があるといわれていますが、牛乳を発酵させたチーズやヨーグルトは性質が変化しており、体を温める効果があります。

体を冷やす食材であっても、調理方法や組み合わせ次第では体を温めることもできるので、食べるべきではないというわけではありません。工夫しながら食べていただければと思います」

* * *

 カリウムやカフェインを含む飲食物などが体を冷やしやすいということがよく分かりました。これらを摂取する際は温めたり調理方法を工夫したりして、体を冷やさずに食べられると良いですね。

(オトナンサー編集部)

【要注意】「えっ…知らなかった」 これが“体を冷やす”食べ物です!

画像ギャラリー

松田加奈(まつだ・かな)

高校生の頃、太っていた自分が嫌で食べないダイエットで-15kgしたものの、反動でリバウンド。それから100以上のダイエット法を試し、ダイエットにのめり込む。そして管理栄養士の資格を取得し、健康と食事の大切さや心のあり方に気付き、見た目のバランスも良い状態で健康的に-10kgを実現。それらの経験から30歳のときにダイエットサロンをオープン。15年の間に延べ1万人以上の方々のカウンセリングを行って、ダイエットサポートをしている。テレビ出演や全国版雑誌掲載、教育委員会主催の栄養講義、専門学校、短大の講義などの経験がある。

コメント