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喉が痛い、イガイガする…トローチorのどあめ、どっちを使う? 薬剤師に聞いてわかった効果の違い&使い分けのコツ

トローチやのどあめは常用しちゃダメ?

Q.トローチやのどあめは常用しても問題はないのでしょうか。それとも、「喉が痛い」など、何らかの症状が出たときだけ使うべきなのでしょうか。理由も含めて、教えてください。

真部さん「『医薬品』のトローチ、のどあめは、症状があるときに使うのが基本です。やはり、副作用や併用薬に注意が必要ですし、『医薬品は効かなければ意味がない』ということは、それだけの成分が入っています。口の中には、常在菌がいて、バランスを取っています。トローチやのどあめを使用し続けるとバランスが崩れ、副作用的に口への刺激が生じてしまいます。人によってはアレルギーを起こすこともあるので、常用は避けてほしいです。

これは『医薬部外品』のトローチやのどあめにも同じことが言えます。成分が入っているので、軽い症状があるときだけにしてください。『何となく違和感がある』のではなく、症状があるときです。というのも、医薬部外品には用量制限があります。

こうしたこともあり、『医薬品』はもちろん『医薬部外品』に該当するトローチ、のどあめの常用はお勧めできません。

一方で、『食品』ののどあめは、常用しても問題ありません。ただ、糖分が多いので、虫歯や糖質の過剰摂取に気を付けてください。糖尿病の人にはぜひ、シュガーレスののどあめを選んでいただきたいです」

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 トローチには医薬品、医薬部外品に加え、処方薬もあることが分かりました。そして、のどあめにも医薬品、医薬部外品がありますが、トローチと異なるのは、処方薬がない代わりに食品がある点です。数も種類も豊富に出ているため、自身の症状をよく確認しながらトローチやのどあめを選んでみてはいかがでしょうか。

(オトナンサー編集部)

【要注意】「えっ…!」 これがトローチ&のどあめの“効果の違い”です!

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真部眞澄(まなべ・ますみ)

薬剤師

東京薬科大学を卒業後、日商岩井(現・双日)に勤務。結婚、出産後、調剤薬局に23年間勤務をしながら「お薬だけに依存させない薬剤師」として活動中。現在お薬を飲み始めた40代・50代の女性に、薬だけに頼らない改善策をアドバイスしている。薬を勧めるはずの薬剤師が薬だけに依存させないことを目指すのは、多くの患者の10年後、20年後の薬の量が2倍、3倍になるのを見てきたから。初期に「より踏み込んで改善策を伝えていたら減薬や維持ができたのでは」と後悔し、これを目指すきっかけとなった。公式ホームページ(https://m-inflore.com/)。

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