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押切もえさんを射止めた涌井投手に続け! 「現代の島崎藤村」になれるラブレター術

消せないボールペンで“強い意志”を

 そうはいっても、文字に自信のない人もいることでしょう。平松さんは「ラブレターは公式な文章ではないので、字の上手下手は関係ありません」。とにかく真心を込めれば、思いは伝わるといいます。

 また紙に書くことで「記録」になるメリットも。口頭だと後で「言った言わなかった」の世界になりますが、「記録は『責任』につながり、何より重みが違いますね」。

 筆記用具についても教えてもらいました。「ボールペンが一番です。線が細いため書きやすく、消しゴムで消すことができないのが良い。いい加減なことを書けませんし、自分の強い意志が伝えられます」。

 最後に「万年筆の方が風情がありませんか」と聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「万年筆はカッコいいが値段が高い。安いボールペンをお薦めします」。

(オトナンサー編集部)

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平松幹夫(ひらまつ・みきお)

マナー講師

1947年生まれ。島根大学卒業。ホテル業界の第一線で33年間、接客の仕事に従事。レストラン・宴会・ブライダルマネジャーを経験する。さらに、スキルアップのため、「生涯学習インストラクター」「マナー・プロトコール検定」などの資格も取得。退職後は「岡山県教育委員会キャリア教育支援員」「カルチャー教室マナー講師」などを経て「岡山ハッピーコミュニケーション」を立ち上げ、マナーの普及活動などに幅広く携わっている。特にホテルでの接客経験に基づく接遇マナー、接客マナー、和食・洋食マナーに関する講演・研修など実績多数。http://mbp-okayama.com/mikio

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