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薬味に使われるショウガ&ミョウガの“違い”とは? 実は共通点も…管理栄養士に聞く

ショウガとミョウガは何が違うのでしょうか。管理栄養士に聞きました。

薬味として使われることが多いショウガとミョウガの違いとは?
薬味として使われることが多いショウガとミョウガの違いとは?

 そばやそうめん、冷ややっこなどの薬味としてよく使われるのが、ショウガとミョウガです。この2つの食べ物にはどのような違いがあるのでしょうか。含まれている栄養素や食べるときの注意点、薬味にする以外にどのような食べ方があるのかなどについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。

食べ過ぎると腹痛や下痢の原因に

Q.ショウガとミョウガは何が違うのでしょうか。含まれている主な栄養素も含めて、教えてください。

松田さん「ショウガとミョウガは別の植物で、ショウガは根で、ミョウガは花のつぼみと、それぞれ食用にする部位も違います。ただ、どちらもショウガ科で、同じではないけどかけ離れた種類の植物というわけでもないという立ち位置です。

その分、栄養素も似ていて、ショウガは食物繊維やビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、カリウム、マグネシウムなどが含まれています。ミョウガもだいたい似たような栄養成分が含まれていますが、実はミョウガの方がショウガよりもカルシウムや葉酸、鉄などを多く含んでいます。

食べたときの効果としては、ショウガは血行を良くするのに加え、香りの成分によるリラックス効果や発汗作用、食欲増進、免疫アップといった効果が期待できるでしょう。さらに、どちらも抗菌作用やデトックス効果があり、強い成分ではありますが、とても体に良いですね」

Q.ショウガとミョウガを食べるときの注意点はありますか。食べ過ぎると、どうなるのでしょうか。

松田さん「ショウガは胃腸が弱い人が食べ過ぎると腹痛や下痢、胸焼けになります。アレルギーが出る人もいますね。すりおろしショウガであれば大きめのスプーン1杯程度が望ましいです。粉タイプのショウガもありますが、乾燥させていて成分が凝縮されているので、小さい子どもや病気の人、妊娠中の女性にとっては刺激が強いかもしれないため、摂取を避けた方が無難でしょう。害があるというわけではありませんが、注意が必要です。

ミョウガはアクが強いので、口の中に不快さを感じる人がいます。また、解毒作用があって成分が強いので、食べ過ぎると内臓に負担がかかる可能性があります。酢漬けにして2~3個食べる程度であれば問題ありません」

Q.ショウガとミョウガは、それぞれどのような方法で食べるのが望ましいのでしょうか。

松田さん「ショウガは薄く切って酢漬けにしたり、はちみつに漬けて紅茶に入れたりするのがお勧めです。ミョウガは薬味として冷ややっこにのせたり、そうめんやそばと一緒に食べたりすることが多いと思います。みそ汁に入れて食べる人も多いです。

他の食べ方としては、あえ物や天ぷら、甘酢漬け、浅漬けにしたり、スープや煮物にしたりするのも良いのではないでしょうか。また、抗菌作用や解毒作用を生かしてカツオのたたきにのせると、食中毒の予防になるためお勧めですよ」

(オトナンサー編集部)

【豆知識】「えっ…!」 これがショウガ&ミョウガの“決定的な違い”です

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松田加奈(まつだ・かな)

高校生の頃、太っていた自分が嫌で食べないダイエットで-15kgしたものの、反動でリバウンド。それから100以上のダイエット法を試し、ダイエットにのめり込む。そして管理栄養士の資格を取得し、健康と食事の大切さや心のあり方に気付き、見た目のバランスも良い状態で健康的に-10kgを実現。それらの経験から30歳のときにダイエットサロンをオープン。15年の間に延べ1万人以上の方々のカウンセリングを行って、ダイエットサポートをしている。テレビ出演や全国版雑誌掲載、教育委員会主催の栄養講義、専門学校、短大の講義などの経験がある。

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