オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

「うつ病」に気付いてあげるためのポイント9選 電通過労死受け専門家がアドバイス

一刻も早い専門的対応を

 では、うつ病を発症してしまった場合の対応はどのようなものでしょうか。

 藪垣さんは「身近な人がうつになったら、いつも通り接し、話をよく聞き、受け止めてあげることが重要です。その際、非難や否定をしないこと、励ましすぎないことがコツです。うつ病の人は自分自身で何とかしようと頑張りますが、一刻も早く専門的な治療を受けさせましょう。正しい治療を受けることで、ほとんどのうつ病は治ります」と話しています。

 これは意外に知られていない事実だそうですが、本人が受診を拒否する場合は、家族や友人が代わりに受診し、対応の仕方を相談することができます。

(オトナンサー編集部)

1 2

藪垣将(やぶがき・しょう)

藪垣心理療法研究室室長、臨床心理士、日本家族療法学会認定ファミリーセラピスト

2007年国際基督教大学教養学部卒業、2009年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程修了、2016年同博士課程修了。博士(教育学)。国際医療福祉大学大学院臨床心理学専攻助教を経て、2016年藪垣心理療法研究室を開室。日本女子大学、東海大学、立教大学大学院非常勤講師。また、埼玉県教育委員会スクールカウンセラー、茅ヶ崎市教育委員会特別支援教育相談員として、講演活動や、不登校や発達障害などに関する臨床活動を行う。専門は家族療法、統合的心理療法、中年期夫婦関係、および精神的健康、治療的アセスメント。藪垣心理療法研究室(http://ypiyabugaki.wixsite.com/ypi-yabugaki)。

コメント