オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

【パイナップル】実はダイエット中に向いている食べ物!? 管理栄養士が明かす摂取のメリット&注意点

パイナップルにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。管理栄養士に聞きました。

パイナップルに含まれている栄養素は?
パイナップルに含まれている栄養素は?

 8月1日は「パインの日」です。沖縄県パイン・果樹生産振興対策推進協議会が、「パ(8)イ(1)ン」の語呂合わせにちなみ、制定したとされています。

 パイナップルは夏に食べられることが多いですが、具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。パイナップルに含まれている主な栄養素や食べ過ぎた場合のデメリットなどについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。

食前に摂取すると満腹感

Q.そもそも、パイナップルにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。

松田さん「まず、『抗酸化作用や肌を整える』『コラーゲンの生成を助ける』といった効果があるビタミンCが豊富です。他にも代謝を良くして疲れを取るビタミンB1、酵素を活性化させるマンガンという成分があります。さらに、パイナップルには銅も含まれており、鉄から赤血球を作る際に有効です。食物繊維も含まれていますね。

また、パイナップルは食前に食べると満腹を感じやすいため、ダイエット中の人にもお勧めの食材です。さらに、腸を刺激して便通を良くする効果もあります。パイナップルはよく酢豚などに入っていますが、胃酸の分泌を促進し、油を分解して肉を消化しやすくするため、肉とも相性が良い食べ物です。パイナップルはさっぱりしていて食べやすく、胃腸の動きも活発にするので、夏バテで食欲がない人にも良い食べ物だと思います」

Q.パイナップルの1日の摂取目安量について、教えてください。食べ過ぎるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

松田さん「厚生労働省の食事バランスガイドでは、果物は1日200グラムの摂取が推奨されています。パイナップル角切り5個で100グラムほどですね。よくスーパーなどで販売されている角切りパインの小さなパックが約200グラムです。角切り5~10個であれば、食べても問題ないのではないでしょうか。

食べ過ぎたときのデメリットは、食べたときにヒリヒリする酵素が入っていて酸味も強いので、胃が弱い人だと胃痛や胸焼けを引き起こすことがある点です。カロリーも高いため、食べ過ぎないように注意しましょう」

Q.パイナップルの栄養素を効率的に摂取する方法について、教えてください。例えば、ピザにパイナップルが含まれていることがありますが、栄養上、どのようなメリットがあるのでしょうか。

松田さん「パイナップルの産地であるハワイのピザにはパイナップルが使われていることが多いです。ピザが濃くて塩気のある味わいなので、パイナップルでさっぱり感と甘みを出したり、炭水化物と脂質のピザにミネラルやビタミンを足したりする意図でのせているのではないでしょうか。しかしどちらかといえば、栄養上のメリットというよりも、産地の名物料理としての意味合いが強いと思います。

果物や野菜には酵素が入っていますが、酵素は熱を通すとなくなってしまうため、最も効率良くパイナップルの栄養を取る方法は生で食べることです。冷凍してひんやりさせて食べたり、スムージーにしたりするとおいしいと思います」

(オトナンサー編集部)

【豆知識】「えっ…知らなかった!」 これが「パイナップル」を摂取するメリットです

画像ギャラリー

松田加奈(まつだ・かな)

高校生の頃、太っていた自分が嫌で食べないダイエットで-15kgしたものの、反動でリバウンド。それから100以上のダイエット法を試し、ダイエットにのめり込む。そして管理栄養士の資格を取得し、健康と食事の大切さや心のあり方に気付き、見た目のバランスも良い状態で健康的に-10kgを実現。それらの経験から30歳のときにダイエットサロンをオープン。15年の間に延べ1万人以上の方々のカウンセリングを行って、ダイエットサポートをしている。テレビ出演や全国版雑誌掲載、教育委員会主催の栄養講義、専門学校、短大の講義などの経験がある。

松田加奈(まつだ・かな) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

ライフ 最新記事

ライフの記事もっと見る

コメント